内容説明
十六世紀のコペルニクスから現代の先端科学まで、160人以上の科学者を選び、業績だけでなく、当時の世相や科学者たちの素顔も紹介。読んで楽しい人物事典。
目次
コペルニクス―すずらんを手にした天文学者
ヴェサリウス―近代医学の扉を開けた解剖学者
ギルバート―『ガリヴァー旅行記』と磁気の研究
ブラーエ―300年ぶりに掘り起こされた遺骨
ステヴィン―永久機関をだまし絵と見抜いた技術家
ガリレオ―“暗号”に込められた思い
ケプラー―科学者に求められる気質とは
ハーヴィ―近代科学と魔女裁判
デカルト―地球の束縛と「円」の支配からの離脱
フェルマ―「最終定理」が残したミステリー〔ほか〕
著者等紹介
小山慶太[コヤマケイタ]
1948年、神奈川県生まれ。1971年、早稲田大学理工学部卒業。理学博士。早稲田大学社会科学総合学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
70
衝動買い本。沢山紹介してくれるのは有難いのですが(これが本書の醍醐味)、やはりもう一つ深堀が欲しいな、と勝手なことを思ってしまいました。2014/08/19
ehirano1
59
やっぱりちょっと詰め込みすぎかなぁ・・・紹介人数を減らして当時の世相や人物のエピソードを増やしてほしいとも思いますが、これだけ網羅されたからこそ今まで知らなかった人物にも出会えたという効用もあります(むしろこれが本書の目的?)。2017/02/04
佐島楓
47
これは読んでよかった。教科書にしか出てこないような科学者たちに、こんな人間ドラマがあったとは! さまざまな方々がとても身近に感じられた。理系や科学というカテゴリーにアレルギーがある方に特におすすめ。少し認識が変わるかも?2015/06/28
トムトム
26
〇〇の法則とかいろいろな物の単位とかに名前が残る偉人さんたち。彼らの業績はもちろん、人となりをうかがえるエピソードが多くて良かった。当たり前だけど、有名な科学者さんたちも生きていた人間なんだと実感しました。なんだかんだで羨ましいのは、お金持ちで生涯研究だけをし続けたダーウィンさん!2020/09/25
ヨクト
23
各ページは少ないが、その分多くの科学者たちのエピソードを紹介。なんか名前だけ聞いたことある科学者が実際に何をやったのかわかるのは嬉しい。2015/12/10
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