東海道和算道中記

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  • サイズ B6判/ページ数 130p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784876395361
  • NDC分類 419.1
  • Cコード C1041

内容説明

東海道は、江戸中期には、道も整備され、各種案内書も出ており、人の往来も多く、比較的安全に旅ができていた。すでに、庶民の間でも日用数学が普及していた。本書は、幼馴染の三人が旅をする設定で、道中での人や特筆事項を紹介しながら、得たヒントから和算問答をしながら京へ向かう上段に絵地図を載せているので、文と対比してみるのも楽しい。

目次

1 旅立ち(一日目(日本橋から川崎宿)
二日目(川崎宿から戸塚宿) ほか)
2 箱根を越えて(五日目(小田原宿から箱根宿)
六日目(箱根宿から沼津宿) ほか)
3 大井川を渡って(九日目(鞠子宿から日坂宿)
十日目(日坂宿から浜松宿) ほか)
4 古戦場を通って(十三日目(岡崎宿から宮宿)
十四日目(宮宿から四日市宿) ほか)
5 鈴鹿峠を越えて京へ(十六日目(関宿から水口宿)
十七日目(水口宿から大津宿) ほか)

著者等紹介

佐藤健一[サトウケンイチ]
1938年:満州国新京市生まれ。1962年:東京理科大学理学部数学科卒業。現在:日本数学史学会会長、和算研究所理事長、NPO法人和算を普及する会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

楽駿@新潮部

17
東海道と和算についてについてのお話。最初の辺りは、東海道についての所見が細かく説明されていて、そこに解り易い和算の問題が続き、結構楽しかった。途中から、東海道の話が、実際に歩いた人の話ではなく、耳学問で構成されているのではと思われた。そこが少し残念。和算と今の数式との違いを、明らかにしている点は、解り易い。もう少し、東海道についてしっかり描かれていたら、街道歩き好きに、充分に愛されると思うのだが、少し物足りない感じ。2025/02/04

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