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中公新書
精神分析の名著―フロイトから土居健郎まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 370p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121021663
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C1211

内容説明

フロイト『夢解釈』(一九〇〇年)の刊行から一世紀あまり。この間、精神分析は何を問い、いかに思考してきたのか。フロイトをはじめ、クライン、ビオン、ハルトマン、コフート、ラカンなど代表的な精神分析家一六名による二一編の名著によって、精神分析の誕生と発展、理論と技法の創造・再創造の軌跡をたどる。国際精神分析協会派とラカン派の双方から我が国で活躍する分析家・臨床家が結集して生み出した画期的な一冊。

目次

1 起源(S.フロイト『夢解釈』;S.フロイト『快原理の彼岸』;S.フロイト『文化の中の居心地悪さ』)
2 イギリス篇(M.クライン『児童の精神分析』;M.クライン『羨望と感謝』;A.フロイト『自我と防衛機制』 ほか)
3 アメリカ篇(H.ハルトマン『自我心理学と適応の問題』;E.エリクソン『幼児期と社会』;M.マーラー、F.パイン、A.バーグマン『乳幼児の心理的誕生』 ほか)
4 フランス篇(J.ラカン『エクリ』;J.ラカン『サントーム』;J.ラプランシュ『精神分析における生と死』 ほか)
5 日本篇(土居健郎『「甘え」の構造』)

著者等紹介

立木康介[ツイキコウスケ]
1968年生まれ。神奈川県出身。1992年、京都大学文学部卒業。1994年、京都大学大学院教育学研究科修士課程修了。2001年、パリ第8大学精神分析学科博士課程修了(第三課程博士)。現在、京都大学人文科学研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

50
通読するよりもリファレンスとして機能させるような本です。しかし、新書は素人が読むものなので、21冊のうち同じ著者がいて、共著を1人とするとわずか16人という広がりが無い構成は企画としておかしいと思います。目次をみて読者は本が並んでいるというよりも、精神分析の歴史だと思って眺めているはずです。歴史とは多少間違っていても一人の著者が書いた方が全体の理解に資するのですが、内部の理屈と『序説』による素人に配慮を両方したどっちつかずの本にみえます。文章は素人向けに書いている意図が分かり、読み易いとは思います。2021/10/01

佐島楓

16
児童精神分析に興味があって購入。現在に至るこの世界においていかにフロイトの影響が大きいかわかる。抽象的で難解な記述が多いのと邦訳をされていない書物もあるということで、ここに挙げられている本を読むだけでも大変そう。2012/09/26

袖崎いたる

15
心への深い反省行為…いや営為が精神分析である訳で、その実践知を先人たちが己の精神と時とで研鑽した努力こそ、この本で取り上げられてる名著であると理解していいだろう。ざっと一望した結果、心因的な生きづらさの克服には宗教的な解脱よりも、言語的な認識強化の方が効く、という信念の強化が齎された。結局のところ、フロイトもラカンも(そしてそれ以外の分析家も)「それを知りなさい」と言ってたのだろう。前者は「言葉と仕組み」を説き、後者は「言葉が仕組み」と説いてたのかもしれない。問題は情動ではなく認知能力(言語)なのだから。2016/09/18

pon

2
フロイトからラカンまで、精神分析の大まかな歴史が分かって面白かったけど、完全にいっちゃってた(わたしが)。「君がどんな目にあったか知っているのは、君であって、私じゃないの。でも一緒なら、たぶん理解できるはずよ」(フランソワーズ・ドルト『症例ドミニク』)2017/11/22

じまじま

1
精神分析の代表作とその大まかな内容が読める。 これから勉強したい人への取っ掛かりになると思う。2019/09/06

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