内容説明
アントニ・ガウディが活躍した十九世紀のバルセロナとはどんな都市だったのか。奴隷貿易が生んだ「黒い金」を元手にガウディのパトロンとなった新興富裕層、チャンスをもたらした建築ラッシュ、経済力が生んだナショナリズムと独自文化の再評価…これらのどれ一つが欠けてもガウディの建築群は誕生しなかった。知られざる作品も紹介しながら、その異能がどのように誕生し、発揮されていったかを、同時代史の中に位置づける。
目次
第1章 アントニ・ガウディの少年時代
第2章 ガウディが出会ったバルセロナ
第3章 ガウディのパトロン
第4章 モダニズムの奔流のなかのガウディ
第5章 「爆弾都市」バルセロナのガウディ
第6章 ガウディの円熟期
第7章 不安な世紀末
第8章 ガウディとことば
第9章 ガウディの死。そして時代は「新世紀主義」へ
著者等紹介
田澤耕[タザワコウ]
1953年、横浜生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京銀行勤務を経て、大阪外国語大学にて修士号取得。バルセロナ大学にて博士号(カタルーニャ語学)取得。現在、法政大学国際文化学部教授。専門、カタルーニャ語・カタルーニャ文化。2003年カタルーニャ自治政府より「サン・ジョルディ十字勲章」を、2009年外務大臣表彰を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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