内容説明
物心つくころからネットが日常にある「ネット世代」。彼らの心情や行動は、前の世代と比べて大きく変わった。ツイッターで「夕飯食べよう」とつぶやけば、場所や時間はもとより、相手さえ曖昧なまま、夕食に誘うことができる。いまや恋の告白や別れ話もネット経由である。時に賢く、時に理解不能なネット世代のつながりを求める心情とは、どのようなものか―。通信技術の進歩と心情の変化の両面から解読する。
目次
今どきの学生、ネットをどう使っているのか
第1部 技術から見た人と人とのつながり、その進化をたどる(個人をつなげるサービス―固定電話からケータイメールへ;新たなつながり方の誕生―パソコン通信からTwitterへ;失敗してしまったネットのサービス)
第2部 心情から見た人と人とのつながり、プラスとマイナスのつながり方(つながりの心情―プラス面;つながりの心情―マイナス面)
第3部 人と人のつながりの未来を考える(人の心情はどう変わっていくのか;これからのネットに求められること)
著者等紹介
小川克彦[オガワカツヒコ]
1954年生まれ。1978年、慶應義塾大学工学部修士課程修了、工学博士。電電公社~日本電信電話株式会社勤務(最終職はNTTサイバーソリューション研究所長)を経て、慶應義塾大学環境情報学部教授。専攻・コミュニケーションシステム、ネット社会学、ヒューマンインタフェース。著書に『デジタルな生活―ITがデザインする空間と意識』(NTT出版、2006。大川出版賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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