中公新書<br> アメリカと宗教―保守化と政治化のゆくえ

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中公新書
アメリカと宗教―保守化と政治化のゆくえ

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121020765
  • NDC分類 162.53
  • Cコード C1222

内容説明

アメリカは、二億人を超えるキリスト教徒を抱え、その八割が「天地創造」を信じ、教会出席率・回心体験でも群を抜く保守的な宗教大国である。一九七〇年代以降、宗教右派が政治に参入し、レーガンの大統領当選に貢献するなど、表舞台に登場。二一世紀以降、ブッシュ、オバマは宗教票を無視できなくなった。本書は、世俗への危機意識からリベラル派が衰退し、保守化・政治化していく過程を中心に、アメリカの宗教の実態を描く。

目次

序章 アメリカ宗教概観
第1章 近代主義と原理主義の闘い―『種の起源』と高等批判
第2章 宗教保守化の背景―南部福音派のカリフォルニア流入
第3章 主流派とリベラリズムの隆盛―一九三〇~六〇年代の潮流
第4章 原理主義・福音派の分裂―新福音派・福音派左派の登場
第5章 政治的保守の巻き返し―ゴールドウォーターからレーガンへ
第6章 宗教右派の誕生―自閉から政治の世界へ
第7章 大統領レーガンと宗教右派の隆盛―一九八〇~九〇年代の政治との関係
第8章 共和党ブッシュ政権と宗教右派の結集―政策への関与と“失敗”
第9章 オバマ政権誕生と宗教左派―政教分離と左派意識

著者等紹介

堀内一史[ホリウチカズノブ]
1955(昭和30)年奈良県生まれ。麗澤大学外国語学部イギリス語学科卒。南カリフォルニア大学大学院宗教学研究科修士課程修了(M.A.)。モラロジー研究所/麗澤大学ワシントン事務所代表代行を経て、麗澤大学経済学部教授。同大国際交流センター長、比較文明文化研究センター研究員。専門は、宗教学、宗教社会学、アメリカ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

14
米国と宗教、保守化の流れ。1925年のスコープス裁判(進化論論争)を境に、米国のプロテスタントがそれを受け入れる主流派と断固拒否する原理主義者(福音派)とに分派→第二次世界大戦を背景にして防衛産業がカリフォルニア州を中心に繁栄。この「防衛移住」の中心が南部福音派労働者。福音派の領域が南部から中南部、西部へ拡大→公民権運動を期に福音派は民主党に見切りをつけ、共和党支持に転向→ネオコンと福音派が結びつき、レーガン政権下で新自由主義→04年ブッシュ再選時が福音派の絶頂期→06年共和党惨敗により、宗教右派は衰退。2016/02/06

おおかみ

13
6割以上の国民が神による「天地創造」を信じるアメリカ。そんな宗教大国において、宗教と政治がいかに密接に関わり合ってきたのかに注目したのが本書である。たとえばプロテスタントは主流派と福音派に大別されるものの、政治的イデオロギーや社会問題に対する態度などで細分すると、実に多様な派閥を有することが分かる。宗教と政治の関係といっても、その構図を描くのは困難な作業なのだ。専門的な予備知識なしでそれを概観することができる優れた一冊である。2010/11/14

佐島楓

11
読みにくくて途中で挫折していたが、池上彰さんの「そうだったのか! アメリカ」を読んだのを機にきちんと読了。相変わらずわかりにくい。政治と宗教(キリスト教)の結びつきが強いことはわかった。選挙活動に信仰まで利用する構造にはアメリカ人のしたたかさを感じる。私ももっと世界に目を向けていないとダメだな。2011/12/26

だいふく

10
宗教は人の世界観を規定するため、人の集合体である社会のあり方にも影響を及ぼします。 本書は、米国の宗教と政治社会との関係性を時系列に沿って概括しています。オバマ政権までを取り上げていますが、現トランプ保守政権を支える勢力は、トランプを自己の拠り所にする点で、ブッシュ以前の保守像から大きく変化しています。 米国は宗教観の保守化・政治化により、今後も断裂し続けるのかもしれません。信仰と政治の保革が直ちに一致はしない点が複雑ですが、穏健な市民から遊離していく宗教が行き着く先はセクト主義なのかもしれません。2020/12/17

とし

9
アメリカにおけるキリスト教と政治の関係を100年に渡って概観した本。薄いが内容は濃い。キリスト教について、カトリックとプロテスタントくらいしか宗派を知らない素人からすると、バプテスト派や福音派くらいは聞いたことあっても、市民宗教だの原理主義だのニューライトだの宗教右派だの――初めて聞くような固有名詞が多すぎて、そうとう難しい。が、それぞれの宗派に盛衰があることと、アメリカが政教分離を謳いながら、宗教団体の運動が政権交代と深く結びついてることはわかった。あと3回も読み返せば、もうちょい理解が深まるかも。2016/11/10

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