内容説明
つい先ほどまで元気だった人が、一瞬にして命を失ってしまう―家族と最期の言葉も交わせないままに。「心臓性突然死」ほどやりきれない別れはない。本書では悲劇を避けるため、心臓の仕組みから突然死の最新予防法まで丁寧に説明する。先天性の病気による場合もあれば、風邪や下痢などの軽い病気、入浴やスポーツなど日常の活動が原因になることもあり、対策は一筋縄ではいかない。悲劇を避けるために、できること。
目次
第1部 心臓の仕組みと突然死(心臓性突然死とは何か;なぜ心臓は意識しなくても自然に動くのか;心電図検査の有用性)
第2部 意外に身近な20の危機(心臓が自分の力で動けなくなる;なぜ“河童”と言われる子供が溺れるのか?;危険な失神、大丈夫な失神 ほか)
第3部 最新予防法(AEDの限界;遺伝子診断の可能性;最新治療(「カテーテル・アブレーション治療」;「ICD」;「両室ベーシング治療」))
著者等紹介
沖重薫[オキシゲカオル]
1955(昭和30)年、福岡県生まれ。81年、東京医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学麻酔科に入局。東京医科歯科大学循環器内科勤務を経て、89年から92年まで米国ハーバード大学心臓内科部門客員研究員。現在、横浜市立みなと赤十字病院心臓病センター長、東京医科歯科大学循環器内科臨床教授。専門は、臨床不整脈、心臓性突然死、特発性心筋症、カテーテル・アブレーション手術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コリ
4
図書館本。心臓性突然死は年間6万人とも言われる。その9割以上が心室細動という、心停止に陥る最も重篤な不整脈。心停止は"心臓からの有効な血液の拍出がない状態"を指し完全に動きを止めているわけではなくピクピク痙攣するようなもの。対して心電図が全く振れない状態は心静止。(この本にはポンプ機能の低下全般を指す心不全という単語はあまり出てこなかった。)2026/03/01
Humbaba
4
どれほど酸素があったとしても、行き渡らなければ意味が無い。人工呼吸は効果はあるものの、そうやって得た酸素が血液にのり体の隅々に行き渡るからこそ効果が発揮される。心臓にはそれだけの力があるが、もしも一時的にでも弱まってしまえば取り返しの付かない事態となる。2016/07/23
かっぱえびせん袋のおじさん
2
失神とか突然死に興味があったので図書館で借りて読んでた。なかなか説明が丁寧で読み易い。2010/08/29
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