中公新書<br> シュメル―人類最古の文明

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中公新書
シュメル―人類最古の文明

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  • サイズ 新書判/ページ数 300p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121018182
  • NDC分類 228.1
  • Cコード C1222

出版社内容情報

シュメル文明は、今のイラクに開花した最古の文明である。歴史を辿り、彼らが発明し、現代にひきつがれた都市・文字などの文化を紹介

内容説明

五千年前のイラクの地で、当時すでに文字やハンコ、学校、法律などを創り出していた民族がいる。それが、今までほとんどその実像が明らかにされてこなかったシュメル民族である。本書は、シュメル文明の遺物を一つ一つ紹介しながら、その歴史や文化を丹念に解説するものである。人類最古の文明にして現代社会の礎を築いた彼らの知られざる素顔とは―。多様かつ膨大な記録から、シュメルの人々の息づかいを今に伝える。

目次

序章 むかしイラクは…―メソポタミアの風土
第1章 文字はシュメルに始まる―楔形文字の誕生
第2章 「ウルク出土の大杯」が表す豊饒の風景―努力の賜物
第3章 元祖「はんこ社会」―目で見るシュメル社会
第4章 シュメル版合戦絵巻―都市国家間の戦争
第5章 「母に子を戻す」―「徳政」と法の起源
第6章 「真の王」サルゴン―最古の国際社会
第7章 最古の文学者エンヘドゥアンナ王女―読み書きと学校
第8章 紹介する神―神々の世界
第9章 「バベルの塔」を修復する王―統一国家形成と滅亡
終章 ペンを携帯した王―シュメル文化の継承

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1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

55
メソポタミア。私達が知るハムラビ法典。目には目を。やられたらやり返す。倍返し、、、。 しかし、シュメル人のウルナンム法典にはその記述はない。裁量が施されている。シュメルびとよ、すごいぞ。本著はこれだけでも素晴らしいと思う。2020/11/13

まりお

49
メソポタミアに存在したシュメルの文化について。文字、円筒印章というはんこ、粘土板からメソポタミアの歴史、神話、人々の生活を紹介。特に「学校」についてが面白い。書記を育てるための学校。発掘された遺跡から当時の様子が分かる。また、使用していた教材も発掘されており、なぞなぞを解きながら重要な単語を覚えていく、今と変わらない方法が使われていた。2017/03/17

バズリクソンズ

25
世界史からの影響によりシュメル文化を詳しく知りたい想いで購入。物事には全て始まりがあるが、文明の起こりが今から6000年前に政治、納税、信仰の基盤が出来上がっていた事実に驚愕。はんこの使用もこの時代から始まり、文字を習うのに王家の人々も学校に通った事実に文明、文化の開拓は無上の努力で成り立っている事を21世紀の今現在に強く感じ取れた事を幸福に思う。その一方で人種間による戦争の勃発もこの歴史を語る上で外せない事実であり人類には争いの遺伝子が刻まれている事も否定できない。お神酒がシュメルではビールとは羨ましい2022/08/04

月をみるもの

20
最後に、「シュメル学の始まりの場所」=アッシュル・パニバル王の図書館が出てきて、続きがさらに楽しみになった>https://bookmeter.com/reviews/854896132019/12/07

18
FG〇のアニメが面白くて、そういやシュメル文明についての本は三笠宮の書かれたものしか読んだことないや…と思い、手にとったところ、巻頭の端書もカラー写真も宮であった。さす宮。ハンコや徳政、粘土板、学校教育の現場での創作といった観点から紀元2000年前のシュメルに迫る。実際にイラクで採取した葦から筆者の恩師が作られ譲られた葦のペンは直線や粘土板に楔型をハンコで押すのに適しており、しかし曲線は書きづらい。盟神探湯のような神明裁判があり、家畜をさばいて内蔵の形で占いをする。2019/11/17

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