感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
30
先日、トランプ大統領による市民デモの制圧への軍投入を支持する論文を掲載した事で、NYTのオピニオン編集長が引責辞任した。多様な意見を掲載するのが魅力の同紙だが、社会の分断が進んで、異論を受け入れる世の中の余裕がなくなっている気がする。同紙をモデルにしてきた日本の新聞も直面する問題だ。第4章のNYTのユダヤ性の問題は興味深い。1世紀以上前から社主はユダヤ人。レッテルを貼られない為、幹部や記者のユダヤ人率を減らしたこともある。長年の反シオニズムの姿勢から非ユダヤ人より同朋からの批判が激しい時期もあったという。2020/08/26
Inzaghico (Etsuko Oshita)
9
今でこそリベラル色が強く、大統領選挙では特定の候補の支持を表明するようにもなったが、かつては比較的中立でバランスをとることに腐心していた、というのが興味深い。また、ユダヤ人一族が経営しているが、同紙からユダヤ色を消すための苦労には驚いた。大昔は、ユダヤ人記者には署名記事を書かせない、編集長にしない、エルサレム支局長にしない、などの方針が堅持されていた。これは逆に不自然で、こうした悪しき方針が撤廃され、多様性がもたらされるようになった。2021/07/08
夢仙人
1
ニューヨークタイムズがいかにしてクオリティーペーパーのトップになったのか。オーナーの大変な努力があったことを教えられた2018/01/14
Ishida Satoshi
1
読了。本書は著者がNYTimes読み続け、20年以上にわたる観察から紙面の特長を明らかにし、日本の全国紙との比較を行ったものです。少し古い本ですが日本の新聞の場合、社説から外部の識者の論説、記事から読者の声まで比較的同じ論調であり分析が浅いと著者は指摘します。一方でNYTは自動車企業の合併、大手通信会社の提携、核実験等に関する日米記事を比較して、その紙面のバランス感覚や多面性の検証を行っています。個人的にはNYTが昔、販売不振による大幅な赤字決算に陥った際に行われた紙面改革「トマト戦略」の話題が興味深かっ2014/08/25
isfahan
1
ニューヨークタイムズ、かっこよすぎ!というか、コラムが(翻訳であるのに)おもしろすぎる。アメリカと世界の情勢、各地域の特徴をガソリンスタンドに例えてみるとか。こういう読み物的におもしろい記事を日本の新聞でも読みたい機がする。あと、確かに、右から左までの意見を読むには何紙も購読しなければならない日本の新聞ってちょっとどうよと思う2009/07/06
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