内容説明
「事実上の標準」と訳される「デファクト・スタンダード」が、ようやく市民権を得てきた。規格競争においては、技術的に最もすぐれた規格や最先発の規格が、必ずしも標準を獲得しているわけではない。では、どのような製品が事実上の標準を形成するのか。その標準はいつ決まるのか。どうすれば、それを獲得して、利益を上げられるのか。本書は、エレクトロニクス分野を中心に、規格競争の実態を探り、その戦略を提示するものである。
目次
1 デファクト・スタンダードをめぐる競争
2 どのような製品がデファクトを形成するのか
3 規格競争の特徴
4 デファクト・スタンダードはいつ決まる
5 どうすればデファクトを獲得できるのか
6 どうすれば利益を上げられるのか
7 日本企業の課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
69
10年近く前にデファクト・スタンダードについて講演をしたことがあるのでその際にさらっと読み流したものです。日本という国は独自の企業戦略は非常にうまいのですが、それがグローバルなものになるとほかの国では通用しないとかいうことがあってこの本に書いてあるようなことをうまく使いこなせない気がします。どうも技術など細かい部分に突き進んでしまっていてほかの国が使用不可能なところまでする傾向があるからなのでしょうか?アメリカ企業の対応の仕方はうまいと思います。2015/10/29
中島直人
6
(図書館)20年前の本だが、ここで示されていた方向性は、より強まりこそすれ、本質的にはなんら変わっておらず、現在でも学べるところが多いと感じた。2018/07/22
taming_sfc
2
この著者の本はたくさん読んできたはずだが、極めて簡潔にエッセンスを詰めてくれたなあ、ということを申し上げます。標準化マネジメントは、今後の日本の大いなる課題。2018/02/13
quibbler1106
1
企業の競争はかくも難しい。2017/03/02
koba23
1
いろいろな例が書かれていてわかりやすい。過去の例では、「そういえばこんなのあったな!」という今は誰も知らない話もあって、楽しく読めた。2011/07/08




