中公新書<br> 中世都市鎌倉を歩く―源頼朝から上杉謙信まで

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中公新書
中世都市鎌倉を歩く―源頼朝から上杉謙信まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 184p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121013927
  • NDC分類 213.7
  • Cコード C1221

内容説明

源頼朝に始まる鎌倉幕府が滅亡すると、鎌倉は急速に衰退しゴーストタウンとなったと考えられがちだが、実態は違っていた。京都室町に幕府が移った後も、鎌倉は東国を管轄する鎌倉府の所在地として十五世紀半ばまで繁栄を続けた。武家の首都として誕生し、幕府滅亡後はほとんど知られることのない都市鎌倉とはいかなるものだったのか。源氏、北条氏、足利氏、上杉氏の足跡を寺社や史跡に尋ねながら、謎に包まれた鎌倉の中世を歩く。

目次

第1章 源氏の時代
第2章 北条氏の時代
第3章 足利氏の時代
第4章 上杉氏の時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book & Travel

41
歴史好きで神奈川県民の自分にとって、鎌倉は手軽に行けるほぼ唯一の歴史都市。その鎌倉の歴史散策をもっと深く楽しめればと手にした一冊。源氏、北条、足利、上杉(関東管領)の各時代の、鎌倉での出来事や成立した寺院などが簡潔にまとめられている。鎌倉時代だけでなく、室町以降の鎌倉についても述べられるのが興味深い。鎌倉幕府滅亡と共に都市鎌倉が廃れたわけでは無かったことは、室町以降の遺跡や寺院も多いことでも判る。鎌倉公方と関東管領の関係と争乱、それに絡む後北条氏と上杉氏の戦いと、戦国へ続く流れが整理できたのも良かった。2021/10/25

aponchan

19
少し古い本だが、小さい頃、よく遊びに行った鎌倉をイメージしながら読んだ。確かに、鎌倉幕府滅亡以後、どのような位置付けだったのか、あまり気にしていなかった所が分かったので、良かった。2022/06/29

Toska

18
源氏・北条氏・足利氏・上杉氏の四時代からなる鎌倉史。後半部がまるごと南北朝期以降に割かれているのが特徴で、「鎌倉=鎌倉時代」という通念に一石を投じている。実際、幕府が京都(室町御所)に移動した後も日本の東半分を統括し続けていたのが中世鎌倉の特色だから、当然そうあるべきと思う。ただ、鎌倉公方が古河に転じた後のことについてはもっと詳しく知りたかったかな。上杉さんも明らかに鎌倉を重視しているようには見えないので。2025/04/12

(k・o・n)b

11
鎌倉〜戦国時代の鎌倉を、源氏・北条氏・足利氏・上杉氏の時代とそれぞれ題し分割しつつ紹介するスタイルを取る。一般にはマイナーな鎌倉幕府滅亡後の時代にも結構な紙幅を割いているのがユニークな点。竹林の報国寺や紫陽花の明月院等、有名な観光スポットも鎌倉幕府滅亡後の歴史に縁のある場所だったとは知らなかった。鎌倉府は室町幕府の出先機関というよりも一種の地方政権と解釈すべきだとか、公方が古河に移った後も鎌倉は上杉等の戦国武将から関東支配のための権威づけの意図もあり特別視されていた等、都市案内以外の記述も興味深かった。2021/10/02

大喜多さん

11
鎌倉は散策本が多い中、時代に沿って説明していて、わかりやすかったです。散策では歴史の流れがつかみづらいのですが、源氏から後北条まで鎌倉の役割、背景がよくわかりました。次の散策が楽しみになりました。 読んでいて意外だったのが、鎌倉の国宝彫刻は大仏だけだということ。2021/01/31

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