中公新書<br> 理想の児童図書館を求めて―トロントの「少年少女の家」

中公新書
理想の児童図書館を求めて―トロントの「少年少女の家」

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121013859
  • NDC分類 016.28
  • Cコード C1237

内容説明

短い子ども時代に駄作ばかり読んで過ごすのは残念である。子どもたちが良書にたくさん触れて、想像力を養い、精神的に豊かに成長するためには、本と子どもの橋渡しをするプロの児童図書館員や司書教諭が必要である。世界の児童図書館を常にリードしてきたトロントの「少年少女の家」にただひとり日本人司書として勤めた著者が、理想的な児童図書館の理念と実際を、経験を通して記録し、日本の児童図書館にいま望まれる姿を提言する。

目次

第1章 子ども時代の至福
第2章 メイプル・ブルバード五十二番地
第3章 カナダの児童図書館
第4章 世界の児童図書館
第5章 新時代の理想の児童図書館を求めて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三色かじ香

2
日本の図書館員は、事務の専門家だけで、図書の専門家がほとんどいない状況にしてしまう、異動制度はあまり良くないという印象を受けました。1-3年くらい、他の公共施設で研修も兼ねて働くのはいいけれど、数年単位で色々な場所を転々とするのは、専門性を捨ててまでのメリットがあるのだろうか。日本語の本を扱えるのなら、カナダの少年少女の家に勤められるような人間を目指してみたいと思いました。2017/09/23

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