内容説明
5000年の都市文明の遷移を生態学的視点から捉え直し、新たな相としての定住スタイルを提唱する。
目次
プロローグ 人も企業も森も還っていく
第1章 失われた巨大都市の物語
第2章 森林化社会の海外スケッチ
第3章 日本の森林化社会
第4章 明日の森林化社会
エピローグ 一匹の蜂
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井上岳一
1
下河辺さんと共に全総策定に関わっていた著者が、21世紀の都市のあり方として「森林化都市」を提唱。古今東西の自然調和型のスモールタウンの事例を確認しながら、森林化都市とはどのようなものか、コンセプトを探る、という内容の本。基本的な思いは共有するが、内容は食い足りない。狙いは良いだけに残念な本。官僚の限界かなぁ。2015/04/26
はにゅ
1
日本の林業行政の責任者が語る森と人の関係は、けっこう自由な視点だった!憂鬱な都市を離れ、自然に囲まれた場所で人間らしく生きたい。そのためのニュータウンの凋落を予期する内容があったのが興味深いじぇ。2014/06/10
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