内容説明
粉争に関する日米比較から企業と消費者の調和的発展を模索。
目次
第1部 アメリカ(厳格責任理論の誕生とPL訴訟の爆発;変革の流れ)
第2部 日本(PL粉争をめぐるこれまでの環境;PL問題をめぐる今後の展開)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
105
最近でこそかなりマスコミも製造物責任ということを取り上げてくれるようになりましたが、この本が書かれたころはまだまだという感じでした。アメリカに遅れること数十年ということで最近は、食品でかなり取り上げられています。ただまだまだなのでしょうね。アメリカは製品に欠陥がなくても製造物自体の責任を問うということですので、考え方が日本とは基本的に違います。ですのでエアバック問題のようなことがアメリカで大問題となったのは当然なのでしょうね。2016/07/03
金吾
22
新刊で初めて読んだときは、製造物責任がアメリカで席巻していることに驚き、日本にも普及されていくことが大変印象に残っています。その衝撃を思い出しながら読みました。2022/08/29
アルゴン
1
★★★☆ PL法施行当時のアメリカ・日本を知ることができてよかったです。2009/02/28