内容説明
イスラム世界の誕生から今日に至るまで、モスクという言葉や建物は一貫して存在する。また支配者の権威と敬虔さを示すモスク建築が、八世紀いらい有した意義は今日もさほど変わらない。ムスリムの「祈りの場」であるモスクは彼らの毎日の生活と密接な関わりを持ち、イスラム社会の特徴を映し出す鏡でもある。本書はモスクの建築史的変遷と社会における機能の変化を追い、モスクを通して、広くイスラム世界の歴史を見直す試みである。
目次
1 モスク入門
2 最初期のモスク
3 古典型モスクの時代
4 多様性の時代
5 光輝の時代
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- 和書
- 50匹のバカ男