内容説明
西側陣営に属しながらも機能主義外交を追求することによって自国のアイデンティティを確立し、二言語・多文化主義を樹立して国内の多民族間の共存を図っている国。本書は“軍事小国”を貫くカナダの歴史、政治機構、外交路線、社会体制、日加関係等を豊富な資料で紹介し、「パックス・ディプロマティカ」時代に向けての日本の選択に示唆を与える。
目次
第1章 カナダの歴史―漸進的国家形成への道
第2章 カナダの新しいアイデンティティ―ケベックの分離・独立運動から二言語主義・多文化主義へ
第3章 多極共存型連邦制への道―中央集権と地方分権のダイナミズム
第4章 カナダ外交の軌跡―機能主義の追求
第5章 日本・カナダ関係の展開―「パックス・ディプロマティカ」を目指して
カナダ史略年表
参考文献
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