中公新書<br> キャンパスの生態誌―大学とは何だろう

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中公新書
キャンパスの生態誌―大学とは何だろう

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p
  • 商品コード 9784121008220
  • NDC分類 377.2
  • Cコード C1237

内容説明

はるか昔から現在に至るまで、大学というものは放っておけばいくらでも転落の道を辿る危険性をもっていた。どういう時に大学は愚者の楽園と化すのか、愚者の楽園を克服するためにどんな努力が払われ、ある試みが成功し、ある試みが失敗に終ったのはなぜなのか。あれこれの時代の、さまざまな大学のキャンパスを訪れ、時空をこえて繰返し起る悲喜劇の主人公たちと対話を重ねながら、現代の大学のあり方を問う面白く真摯な書。

目次

序章 大学の光と影
第1章 紛争渦まくキャンパス生活(イェール大学で何が起こったか;若者たちの収容所としての大学)
第2章 キャンパスに群がる羊たち
第3章 研究こそ大学の使命(大学行政官・菊池大麓;情熱的研究者・小川正孝;スタンレイ・ホール学長との対話)
第4章 カリスマ教師の生態(トライチュケのナショナリズム;教室のなかのウェーバー;ノイマンの回想;スタンフォード大学はいかにして創立されたか;ロス教授解任事件)
第5章 大学の教師はどうやって選ばれるか(ベルンハルト事件;アルトホーフとシュモラー教授)
第6章大学の教師はどうやって作られるか(やせ細った日本の大学院;ショーペンハウエルのヘーゲルへの挑戦)
終章さまざまな大学像

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さえきかずひこ

5
近代の大学という組織の歴史的なあり方について、アメリカとヨーロッパの例をたくさん引いて平明に説明していて面白い。もちろん明治以降の日本の大学の例も出てくる。2015/07/26

ステビア

3
自動車学校/知的コミューン/予言共同体。2013/12/04

adhvanya

0
おもろい。2015/07/20

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