感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
栞
1
シャトーブリアンの伝記。シャトーブリアンの生涯と、フランス革命での出来事が並行して記述されている。彼の思想や文学作品について、もう少し詳しく調べてみたいと思った。シャトーブリアン入門にはとても良い作品。2015/09/29
真・じゃが
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シャトーブリアンの伝記。貴族の視点から観たフランス革命の歴史とも読める。シャトーブリアンの生涯はおおよそ理解できた。ただし、シャトーブリアンの文学史的な解説は物足りないようにも感じた。2013/08/16
Fumiya Isobe
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シャトーブリアンの書いたものがインディアンとの交流の上に書かれたということには素直に驚かされた。 「ロマン主義とは何か」はもう少し説明して欲しかった。 「彼〔シャトーブリアン〕の転向は、一言で尽くせば、名誉の観念に由来するものと言ってよい」p.63.l.12 「ロマン主義の根底にあるもの、それは、模糊たる世界に生きる弱小な人間という悲観的な世界観である」p.165.l.8 「文学史がロマン主義の特色として挙げるのは、抒情性、キリスト教的色彩、絵画性と音楽性とに溢れる散文、異国情緒など」p.166.l.152015/12/29
shobonyan
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シャトーブリアンの反近代性を知ることができる本だと思いました。次の箇所が心に残りました。「啓蒙思想は、シャトーブリアン自身が奉じた思想でもあった。彼は絶対王政主義者、反革命派へと転向を遂げ、啓蒙思想から脱却したが、しかし、啓蒙思想から脱却したからと言って、啓蒙思想を信奉した過去が消えるわけではない。・・・この意味で、啓蒙思想を論難した章は、自己非難の章となる。啓蒙思想に向けて投げた非難の言葉は、ブーメランのように跳ね返り、彼の胸を刺す。」(p.145)。この本と出会えてよかったなと思いました。2013/03/04
夢の助
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シャトーブリアンの伝記。ではあるが、書名に表されているように、特に、フランス革命期を中心に描かれる。それは、シャトーブリアンが、共和主義者から絶対王政主義者へと、決定的転換をした時期、という意味で重要なエポックであるから。処刑し、血の滴る首を、嬉々として掲げ、練り歩く民衆の非人間的残虐性に直面してのこと。もともと由緒正しき貴族の出。その出自に目覚めた、ともいえる。著者は、日本にはフランス革命を亡命貴族の側から描いた資料がないという。本書は、亡命貴族の実情を詳らかに描いたという点に、大きな価値があると思う。2022/06/17
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