中公新書 中世の風景 〈上〉

阿部謹也

中央公論新社（1981/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 246p／高さ 18cm
• 商品コード 9784121006080
• Cコード C1221

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[スズツキ]

ある程度歴史学に手を出している人間ならひれ伏してしまうような碩学４人の対談集。マイナーなテーマについての発表会といった感じだが、この雰囲気は今ではもう出せないであろう。

2016/08/23

[Mr.deep]

こんな神学論争を歴史の本質と思われたらそら皆歴史嫌いにもなるわ

2019/10/13

[まのん]

日本史と西洋史では研究者の着目点が違いすぎて議論になってないところも多かったけど、新鮮な意見が飛び交って面白かった。それにしても西洋では居酒屋から都市が発展していくのか…。『中世を旅する人びと』を読みたくなった。

2014/02/19

[おらひらお]

1981年初版。海・山・川、職人、馬、都市などをテーマに4人の研究者（日本史２、西洋史２）が語り合う内容。これらのテーマは今でも通用する内容ですね。あと、東洋史の研究者も加えたらよかったと思います。

2010/07/25

[メーテル/草津仁秋斗]

日本史とヨーロッパ史、それぞれの中世歴史学者が二人ずつで中世について論議した本。両者の比較がなかなか面白い。

2016/01/09