中公新書<br> 倭国 - 東アジア世界の中で

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中公新書
倭国 - 東アジア世界の中で

  • 岡田英弘
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 中央公論新社(1977/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121004826
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C1221

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

24
古代日本史を学びたくて読了。1977年初版ですがなかなか切れ味のいい内容で嬉しくなりました。前半はほとんど中国、朝鮮半島の歴史を簡素にわかりやすく記載されていて、その中から当時の日本の状況を垣間見るという手法。「日本書紀」の内容を真に受けてあれこれ詮索することの愚を主張。強大国唐の誕生と倭国と敵対していた新羅による朝鮮統一という出来事を受けて「倭人と華僑が雑多な集団を形成し日本各地に散在していては唐や新羅に太刀打ちできないという思いが日本と日本語を生んだという見解に驚きながら新鮮な思いでした。2020/12/15

サケ太

16
非常に興味深い。古代日本史を語る上では、古代中国史、朝鮮史を語らなければならない。半分はその内容だが、倭国というものがどのように作られてきたか。東アジアでの泰一はどのようなものだったか。ひと昔前の書籍だが、色々とバッサリ語ってて面白い。日本という国のアイデンティティを獲得するための「日本書紀」。日本語という言語の始まりについて言及しているのも良い。現在では更新されている部分も多いだろうと思うので、他の書籍も読んでいきたい。2021/07/28

fseigojp

16
中国文明の歴史を読んでからだったので、よくわかった2019/10/06

獺祭魚の食客@鯨鯢

15
岡田氏は日本という国を作ったのは古代の「華僑」であると述べています。天皇家の先祖も、大陸からの渡来してきた集団の末裔かもしれませんが、好奇心旺盛な精神や集団的な行動様式、アニミズム的感覚など「和」=「倭」風な特質は、日本列島の気候や自然風土によって育まれたものだと思います。独自の文明はなく「雑種文化」と揶揄されることもありますが、古代の華僑が渡来人として先進文化をもたらし、南蛮人や明治のお雇い外国人から得た文明のエキスを列島に土着する「倭人」が血肉化した努力した結果、今日の繁栄があるのだと思います。2018/01/02

獺祭魚の食客@鯨鯢

15
「倭国」という国家は存在しませんでした。倭人は列島に土着していた種族であり、尚武の気風があったため傭兵として半島へ進出していったのでしょう。これまで日本列島に住む倭人は中華帝国の国勢の強弱により反応しながら生きてきました。天皇制や日本という国号も、唐という強大国家誕生に対する危機意識の現れとして生み出されたと聞きます。中国の国力が伸びつつある今、日本人(倭人)はこれまでと同じように、他のアジアの周辺国と連携しながら、超大国「中華」と折り合って生きて行く宿命にあるのでしょうね。2018/01/01

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