感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すいへい
10
昔買った本を再読。別の本に引用されてたため、読んでみた。昔と興味を持つ対象が同じだと驚き2016/01/01
dowalf
9
初板が1975年と結構前なのに、その頃から日本が情報過多社会になっている、という認識があったことにまず驚かされました。そして、はっとしたところは「問題意識、という懐中電灯の光が強烈であればあるだけ」必要な情報が何なのか分かるようになる…という所。過去の自分を振り返ってみると、行き詰まってしまう場面で結構足りていない気がしました、問題意識。日頃から、自分のなかに湧いてくる「問い」をもっと丁寧に拾っていかないとな、と反省しました。2014/08/24
だいすけ
8
タイトルに惹かれて読んでみた。それなりに興味深く読めた。探求の技法は奥深いが、中には時代が進んだせいか思わず笑ってしまうのもあった。こういうのも古い本を読む楽しさなのかな。2017/10/03
Kano Ts
7
非常に具体的かつ平易な取材のフローを書いた本。「相手の話の引き出し方」的なモノを想像していたが、その手前の情報を入手し、どう使うかということを書いていた。とくに「リファレンス」の使い方は参考になる。インターネットで無料の情報がより大量に手に入るようになった現代においては尚更だ。2023/08/14
Kawai Hideki
6
「取材」といっても、案外みんな日頃同じような事をやっているんだよ〜と敷居を下げておき、図書館での本の見つけ方、新聞やデータバンクからの情報の読み取り方、人に対するインタビューの際の心構え、現地取材の大切さ、取材した情報を発信する際の割り切り方などが非常によく整理されて展開されていて分かりやすい。個人的には、インタビューの理想の姿が、話を聞く方も聞かれる方も思いがけなかった新たな問いや答えに気がつく「相互学習」を目指すべきであるという話と、地方の郷土資料には隠れた名著がたくさん存在するという話が面白かった。2012/10/02
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- 和書
- 老人の美しい死について