中公新書<br> サルトル - 実在主義の根本思想

中公新書
サルトル - 実在主義の根本思想

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  • サイズ 新書判/ページ数 172p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121001245
  • NDC分類 135.5

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーツ・リー

4
アンガジェマンという言葉は、一般に、社会参加だとか、政政治への関与。という意味で使われる事が多いのだが、語源からすれば、自己拘束という言葉こそが、本来の意味に近い。 それは、単に社会にコミットしていく。というだけの事ではなくて、個々が、それぞれの意思に基づいて、向上をするように、自らに強いる事を求める思想でもある。 自由と責任を一体として捉えており、人間が、あくまで自由と、個人の意思の中で、どこまでも、努力し、社会を改善させる事を、人間存在として求めて行く。という哲学だ。 自らを拘束し、向上させる哲学。2023/10/28

リール

0
12012/07/01

inuiwa007

0
行動者サルトル。2011/11/28

びーちゃん

0
著者はサルトルの知人で,サルトルの哲学を解説する。評価32011/06/22

♨️

0
現象学的な世界と人間の関係(人間は世界の中に置かれている、人間が見ることで世界を選び取る)から「やってみよう!」って方に舵を切ったのがサルトルの実存主義ってことでいいのかな。詩作・文学創作やマルクス主義に関する分析は、実存主義の生んだ貴重な資産な感じするけど、核となる思想(根源的な問いへの態度)自体はハイデガーとかと比べるとお粗末な感じする。ハイデガーの批判は「やってみようも何も、勝手に始めさせられてるんすけど...」ってことかしら。 あと著者がサルトルに甘すぎ。2018/09/17

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