感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんすけ
4
50年振りの初読である。冒頭から奇妙な表現を提したが、これについては後に説明する。林家辰三郎には『歌舞伎以前』という一時期話題になった名作がある。日本芸能生誕史と云えるものだが、「市」や「座」といった民衆の生態が並行して書かれいたはずだ。二十歳前後で読み、ぼくが日本中世史に関心を持つ発端となったと覚える。そのころ(五十年以上前)すでに『町衆』も発刊されていたのだが、なぜか手に入れようとはしなかった。「町衆=法華宗徒」なる印象が拒否反応を起こしていたのかもしれない。2017/11/03
takao
1
町衆の職業は?2017/03/05