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アジアは変わるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 153p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784863100435
  • NDC分類 302.2
  • Cコード C0030

出版社内容情報

環境汚染、食糧問題、資源問題などさまざまな問題が、アジア諸国の近代化によって加速している。この状況を解決に導くためには、新しいアジアの文明が必要である。明治時代、日本が近代化して歴史を振り返りながら、新たなアジア文明の可能性を探る一冊。

内容説明

新しい“アジア主義”の可能性。「アジア・ルネサンス」の時代に多元的調和を見出すための新たな文明論。

目次

第1部 アジアを超えて(地球維新を起こそう―いま一度地球を洗濯いたし申し候;いま、「アジア主義」を再考する;東アジア地域システムをどう考えるか)
第2部 鼎談 新たなアジア文明のために

著者等紹介

松井孝典[マツイタカフミ]
東京大学大学院新領域創成科学研究科教授。2009年4月より千葉工業大学惑星探査研究センター所長。東京大学大学院修了。NASA客員研究員等を経て現職。1986年、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に海の誕生を解明した「水惑星の理論」を発表、世界の注目を集める。専攻は地球惑星物理学。最近はアストロバイオロジーに関する研究を行っている。著書に『地球システムの崩壊』(新潮選書、第61回毎日出版文化賞自然科学部門受賞)など

松本健一[マツモトケンイチ]
評論家、麗澤大学経済学部教授。東京大学卒業。法政大学大学院修了。在野の評論家、歴史家として執筆を続け、中国・日本語研修センター教授をたて現職。専門は、日本近代精神史、アジア文化論。著書に『近代アジア精神史の試み』(中公叢書、アジア太平洋賞)、『日本の近代第1巻 開国・維新』(中央公論社、吉田茂賞受賞)、『評伝北一輝 全5巻』(岩波書店、司馬遼太郎賞、毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。