感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おせきはん
9
業務や組織が細分化されて連絡相手が増える中、どのように情報を整理するかは現代も重要な課題です。ノウハウに関する記述が少ない分、課題の本質を捉え直すことができました。2017/07/10
おらひらお
4
1963年初版。当然ですが、パソコンがない時代の整理学なので、すべてアナログです(新聞のカード化など)。加えて余談も多いので、少しもどかしい感じでした。当時の情報の整理状況を知りたい人にはお勧めかもです。2012/09/29
nappyon
3
現代は「連絡の時代」であり、様々な情報がやり取りされている。そこで現代人は多くの情報を記憶しておく必要がある。→しかし全てを記憶しておくのは困難であるから、記憶を記録として残しておく必要がある。→けれどその記録も、どこにあるのかわからなくなってしまえば忘却されてしまったのと同じである。→そのため記録を分類し、どこに記録が存在するのか明らかになるよう整理する必要がある。…1963年初版の本。そのため現代においてはあまり実践的な本ではないと思うが、記録や整理の本質を考えることきっかけになる一冊だと思う。2013/06/16
takao
1
(参考文献) (全般的な問題) 美と集団の論理 中井 美学的空間 決定と計画 ブロス 能率学原論 上野 Communication; social matrix of psychiatry, bateson (多忙なる現代文明) 現代 シーグフリード 孤独な群衆 リースマン Neurosis and human growth, horney (記憶から記録へ) コミュニケーションの歴史 ホグ弁 現代人間学 2022/12/28
newpapa
1
本書の中にある具体的な事例は古いが、逆にその古さが現代の機器の30年後を思い起こさせ、よい思考の刺激薬となった。 著者が予見した事柄は、確かに実現しているので、著者の説得力が上があった。事例は古いが、内容は不変性があり新しいと思う。2020/01/18