日本人の原爆投下論はこのままでよいのか―原爆投下をめぐる日米の初めての対話

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784817407887
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0031

内容説明

史上最悪の非人道的兵器・原爆は、なぜ投下されなければならなかったのか―原爆投下をめぐるアメリカ人歴史学者と日本人教育学者の緊迫の対話!

目次

第1章 人間性の崩壊
第2章 無条件降伏方式と原爆投下代替案の限界
第3章 ポツダム宣言―原爆投下とソ連参戦を回避する機会を失う
第4章 最終(本土)決戦
第5章 解読された暗号通信の役割
第6章 広島の原爆投下に至った本土決戦計画
第7章 一日に二つの衝撃―長崎とソ連参戦
第8章 軍部の非妥協的な対決姿勢―降伏直前の屈服
第9章 原爆投下をめぐる問題、「原爆外交説」、そして、日本の教科書に与えた影響
第10章 結論
解題付録 日米の開戦外交と終戦外交とその後の問題

著者等紹介

レイ,ハリー[レイ,ハリー] [Wray,Harry]
1931年アメリカ、ネブラスカ州生。1956年ネブラスカ大学大学院修了(Md)、1971年ハワイ大学大学院、東アジア史研究修了(Phd)。ハワイ大学講師、イリノイ大学准教授を経て、1983年より明星大学客員研究員を務め、その後筑波大学、横浜国立大学、南山大学などで日米・アジア関係史、日米教育の比較などに関して教鞭を執る。日本近現代史に関する論文多数。占領期の教育改革についての数多くの論文がある

杉原誠四郎[スギハラセイシロウ]
昭和16年、広島県生(原爆投下寸前まで広島市に居住)。昭和42年東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。元城西大学教授。教育基本法の制定過程を研究し、『教育基本法―その制定過程と解釈』(協同出版 1972年)を出版し、教育基本法改正の基盤を作った

山本礼子[ヤマモトレイコ]
昭和8年神奈川県生。上智大学、カリフォルニア大学(修士)、2001年明星大学にて博士号取得、その後明星大学戦後教育史研究センターにおいて、GHQ文書に基づき米国対日占領教育史の研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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