出版社内容情報
「龍丸、よく覚えておけよ」――息子が秘話満載で綴る鬼才の素顔
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杉山茂丸を父に持ち、探偵小説界で名を成すも急逝した作家・夢野久作はどのように考え、生きたのか?
定評ある回想記(初刊1976)に、初書籍化作品を大幅増補し、著者による久作関連文章をほぼ網羅した完全版。
【夢野久作 没後90年記念企画】
本文より――
この『わが父・夢野久作』を書くと、杉山茂丸と、夢野久作は、生れは違いましたが、生涯は、父と子というより、全く表裏のように、ぴったりとなって、生き、そして、杉山茂丸の死後の始末が完了したのを見て一年たたない内に死んでしまった事で、この二人は切り離しては理解出来ないことになります。(……)
私は、父と子であった、私と夢野久作の間にあった、本当のことをここに書きました。
【目次】
内容説明
杉山茂丸を親に持ち、探偵小説界で名を成すも急逝した作家・夢野久作はどのように考え、生きたか。表題作他、その長男が秘話満載で綴った久作関連の回想(書籍未収録多数)を初めて集成する。
目次
わが父・夢野久作(杉山家の系譜と時代的特色;誕生の時代と背景;幼児の時代をめぐって;少年時代の軌跡;青年時代の波乱;壮年期の円熟;作家の実像)
夢野久作の生きた世界/西の幻想作家(夢野久作の生きた世界―その思想・哲学と芸術について;西の幻想作家―夢野久作のこと)
補遺篇(亡き父・夢野久作を偲んで;父、夢野久作の周辺―T氏への手紙;夢野久作の生涯;夢野久作への私的アプローチ―杉山クラ/谷川健一との鼎談;杉山茂丸の生涯;父、夢野久作の思い出;夢野久作の作品について)
著者等紹介
杉山龍丸[スギヤマタツマル]
1919年、福岡市生まれ。陸軍士官学校を経て陸軍航空技術学校進学、43年卒業。飛行第31戦隊整備隊長、フィリピン隼集成整備隊長を歴任。退役後、千葉県稲城の引揚援護局に勤務。日本の農法と技術によりアジアにおける貧困根絶を企図し、55年、国際文化福祉協会を創設。62年からインドを訪問、飢餓状況の調査を経て緑化事業を志し、故郷で受け継いだ杉山農園の地所を売却し費用に。その功績からインドでは「グリーン・ファーザー」と称された。87年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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