出版社内容情報
日本史上最大の出世人、秀吉。その歪な栄華に翻弄された人々の悲哀を描く連作集。大きな活字の新装版。下巻は第六話~第九話を収録。
第六話 「駿河御前」旭姫
第七話 「結城秀康」結城秀康
第八話 「八条宮」八条宮智仁親王
第九話 「淀殿・その子」淀殿
【目次】
内容説明
旭姫、結城秀康、八条宮、淀殿、秀頼…日本史上最大の出世人・秀吉の、儚い栄華に翻弄された人々の悲哀を描く連作集。このようにして、豊臣家はほろんだ。
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。59(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の革新」により朝日賞、84年『街道をゆく 南蛮のみち1』により第16回日本文学大賞(学芸部門)、87年『ロシアについて』により第38回読売文学賞(随筆・紀行賞)、88年『韃靼疾風伝』により第15回大佛次郎賞を、それぞれ受賞。91(平成3)年、文化功労者に顕彰される。93年、文化勲章受章。日本芸術院会員。96(平成8)年2月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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