大日本いじめ帝国―戦場・学校・銃後にはびこる暴力

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大日本いじめ帝国―戦場・学校・銃後にはびこる暴力

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120059285
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

出版社内容情報

戦時下、いじめは大量生産されていた。
全裸での身体検査、牢獄のごとき学童疎開、自殺率世界一位の日本軍……
「女子と女子を向かい合わせて、往復ビンタを食らわせた」
「犬の鳴き声を出して班内を回るのだ」
「何が戦死なものか。彼は殴り殺されたのです」
最新のいじめ研究があぶりだす、戦時下の暴力と現代日本の課題。
数多くの証言と時代背景を整理し、陰惨さの実相に迫る。


【目次】

内容説明

戦時下、いじめは大量生産されていた。兵士、子ども、銃後の人々は、いかなる差別・暴力に晒されたのか。「犬の鳴き声を出して班内を回るのだ」「女子と女子を向かい合わせて、往復ビンタを食らわせた」「何が戦死なものか。彼は殴り殺されたのです」証言者たちの実体験と時代背景を整理し、陰惨さの実相に迫る。最新のいじめ研究があぶりだす、戦時下の暴力と現代日本の課題。

目次

1章 学校
2章 疎開
3章 銃後生活―婦人会・隣組
4章 徴兵
5章 軍隊生活
6章 勤労動員
7章 植民地差別と引き揚げ
8章 抑留
9章 戦後

著者等紹介

荻上チキ[オギウエチキ]
1981年生まれ。評論家。ラジオ番組「荻上チキ・Session」(TBSラジオ)パーソナリティ。NPO法人ストップいじめ!ナビ代表理事。社会調査支援機構チキラボ所長。「荻上チキ・Session‐22」にて、2015年度、16年度とギャラクシー賞を受賞(DJパーソナリティ賞およびラジオ部門大賞)

栗原俊雄[クリハラトシオ]
1967年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同大学院修士課程修了。96年毎日新聞社入社。2020年専門記者(日本近現代史、戦後補償史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どら猫さとっち

12
いじめ、パワハラ、ブラック企業…。その根源は、戦争にあったのか。疎開先で、軍隊で、戦時下の市井で、植民地で、抑留で、戦後もなお、言動の暴力で苦しめてきた日本。そのありのままの戦争体験を集めて、現在に問う衝撃の書。やめられず一気に読んだが、頭がくらくらし、鬱でトラウマになる錯覚。見たくない戦争のリアルで覚えた感情や感想を生涯忘れたくない。新しい戦前といわれるが、尚もまたこの地獄を、政府は世間は無辜の人たちに味わす気か。2025/08/12

ののまる

9
戦闘より軍隊に入ってからの上官からのイジメが耐えがたかった、という体験談はよく聞く。疎開先の子ども、隣組、いろんなところでのイジメ。いまの自衛隊や体育会系、職場、学校でも見られる体罰とイジメ。2025/07/27

えだまめ

6
「いじめ」を切り口に、戦時中のオーラルヒストリーを中心にまとめた本。戦争に限らず、人間社会に普遍的に起こる構造的な問題もあったり、戦時中の環境がそれを加速させたり。長らく戦争を中心とした筆者が重ねた取材の横串として、「いじめ」というまとめ方がしっくり来たそうだ。先の大戦には多くの人の苦しみと、ネガティブな人間集団の性質が先鋭化していた。2025/07/22

さらさら

3
戦時下に横行した差別や暴力について丁寧に調査し考察している本書、掲載されている証言はどれも目を覆いたくなるような惨い話ばかりで胸が痛みます。戦後80年を迎えて、当時を知る証言者が年々減る中で選挙では核武装を訴えるような候補者が出て来てしまう現代だからこそ、今一度戦争について考える良いキッカケとなる本だと思いました。2025/08/09

みみ45

1
戦争について考えるこの時期。 こういう本も読んでみました きれいこと、正しいことなんで一つもなくなる。 それが戦争なんだ 戦争のPTSDは、遅速性ということが印象にのこった。老人になってから戦争の記憶に苦しまされる。80年たっても戦争の毒から逃げられない。2025/08/13

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