出版社内容情報
2023年に読売新聞で連載された「時代の証言者/楳図かずお 『怖い!』は生きる力」を再構成し、大幅加筆。
伝説となったユニークなエピソード満載で、生前の著者が自ら語り、聞き手の記者が可能なかぎり裏付け調査をおこなった「決定版自伝」。
美麗な絵柄とトラウマ必至のホラー描写。
怖いだけでないすぐれた心理描写に、宇宙規模の圧倒的なストーリーテリング。
多彩な「楳図ワールド」を縦横に語り、解説する。
デビュー前の回覧肉筆同人誌「漫画展覧会」の貴重なカラー図版も収載。
内容説明
かつて日本中のこどもたちを恐怖のどん底に陥れた天才マンガ家が語った父と母、自然、文明、そしてマンガのこと―。最初で最後の本格的自伝。デビュー前の肉筆回覧誌「漫画展覧会」から貴重な作品2点をカラー図版で完全収載。
目次
第1章 恐怖マンガの時代 1936~1968(生い立ち;手塚治虫と出会う;デビュー ほか)
第2章 心理サスペンスの時代 1969~1981(おろち;イアラ;アゲイン ほか)
第3章 人類滅亡SFの時代 1982~2024(わたしは真悟;へび女の復活;神の左手悪魔の右手 ほか)
楳図かずおの森―聞き書きインタビューを終えて(石田汗太)
著者等紹介
楳図かずお[ウメズカズオ]
1936年9月3日、和歌山県に生まれる。55年「森の兄妹」でマンガ家デビュー。60年代に少女誌で恐怖マンガブームを巻き起こし、70年代以後はスケールの大きいSFや、ギャグ分野でも数々の傑作を生み出す。2022年に連作絵画「ZOKU‐SHINGO」を発表し、芸術へ創作活動を広げる。「漂流教室」などで小学館漫画賞(1975年)、「わたしは真悟」で仏アングレーム国際漫画祭遺産賞(2018年)を受賞。2024年10月28日、88歳で死去
石田汗太[イシダカンタ]
読売新聞東京本社編集局文化部記者。1960年、東京に生まれる。84年に読売新聞社入社、94年から文化部で文芸、マンガ、サブカルチャーなどを担当。中央公論新社文庫統括本部長などを経て、2017年から23年まで文化部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぐうぐう
ひさか
あいあい
ナイタロー
法水
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