出版社内容情報
有害な住宅素材を使わず、住む人や地球環境にやさしい家「エコハウス」。その特徴から、具体的な業者選び、素材・構造の考え方まで開陳。 「あなたは家を衝動買いしていませんか」??こう聞かれたら誰だって「まさか」と答えるでしょう。でも著者は言います。「マイホームの相談にみえる方の中にはけっこう衝動買いしそうな人が多い」と。家は作り手が最初から最後まで関わることのできる唯一の商品。それを広告や業者の言うがままに任せきってはいませんか。最近問題になっているシックハウスや建築廃棄物問題などは、私たちが意識的に家づくりに関わっていけば解決が可能なのです。その方法として注目されているのが「エコハウス」です。エコハウスとは、「自然界にある素材を極力多く取り入れた材料を使用し、結露対策や省エネルギー対策を図り、メンテナンスがしやすく、中古住宅としても価値のある家」のことです。本書では、現在の家づくりの問題点を検証しながら、住む人の健康と安全を守り、環境を破壊しない家「エコハウス」の考え方と実際に建てる場合の具体的なポイントを解説しています。 ●第1章 マイホームが住む人のからだを蝕んでいる ●第2章 これからの家づくりに欠かせない環境問題 ●第3章 家づくりは住宅先進国に学べ ●第4章 エコハウスはどこが優れているのか
内容説明
本書は、これから家を建てたいと考えている方々に向け、健康や環境問題に配慮した理想的な家づくり「エコハウス」を提言するものです。
目次
第1章 マイホームが住む人のからだを蝕んでいる(家づくりに妥協は禁物だ;住む人を徐々に蝕むシックハウス;住宅に使われている化学物質には危険がいっぱい ほか)
第2章 これからの家づくりに欠かせない環境問題(人に有害な家は環境を破壊する;キーワードは「健康」「安全」「環境」;これだけは知っておきたい環境問題 ほか)
第3章 家づくりは住宅先進国に学べ(本当に豊かな住まいを―スウェーデン;こんなに違う日本と欧米の中古住宅事情;“もったいない精神”を大切に―アメリカ ほか)
第4章 エコハウスはどこが優れているのか(エコハウスとはどんな家か;構造編―「結露」を発生させないために;素材編―ライフサイクルで考える ほか)
著者等紹介
中野博[ナカノヒロシ]
愛知県生まれ。早稲田大学商学部卒業。自動車部品メーカー最大手デンソー(株)入社後、自動車業界、住宅業界の調査・研究機関で数々の調査・研究リポートを発表。1992年ブラジル・リオで開催された国連地球環境サミットに環境ジャーナリストとして参加。以後環境問題の世界動向に着目し取材活動を国内・国外でつづけている。1998年、有限会社エコライフ研究所を設立し、代表取締役に就任。エコハウスを推薦する住宅会社の会員組織をもち、会員誌『エコハウス』を発行している。2001年には住環境を向上させるためのNPOを設立する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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