恋する女帝(みかど)

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恋する女帝(みかど)

  • 周防 柳【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120058684
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

奈良の都、最大の醜聞

女帝×「日本三悪人」道鏡――許されぬ恋の真相は?



天平勝宝元年(749年)に即位した孝謙天皇(のちに称徳天皇として重祚)は、「奈良の大仏」造立で知られる父・聖武天皇の後継者として、21歳で史上唯一の女性皇太子となった。即位後、近臣・藤原仲麻呂に支えられ治世は安定しているかと思われたが……。

平城京が騒然とした皇室スキャンダルと、天智天皇以降の皇統の謎に迫る、中山義秀文学賞受賞第一作。



【目次】

序章 神託

一章 うるわしの姫天皇

二章 弓削から来た禅師

三章 奴を王と呼ぶとも

四章 大枝の里の刺客ども

五章 東の国の空の下

内容説明

天平文化華やかなりし世に即位する孝謙天皇(のちに称徳天皇として重祚)は、「奈良の大仏」造立で知られる父・聖武天皇の後継者として、二十一歳で史上唯一の女性皇太子となった。皇位継承後、近臣・藤原仲麻呂に支えられ治世は安定しているかと思われたが…。「女帝はみな、わが腹を痛めた子への橋渡しとして、帝の役目を果たしてきた。しかし、朕は違う。朕は朕のために玉座につく。この国で初めておのれのための女帝となる」

著者等紹介

周防柳[スオウヤナギ]
1964年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2013年『八月の青い蝶』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同書は、15年の広島本大賞「小説部門」大賞に選ばれた。17年刊行の『蘇我の娘の古事記』は、同年上半期の「本の雑誌」エンターテインメントベスト10第1位。22年『身もこがれつつ』で第28回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よこたん

39
“槐の上に、ふっくらとした二十三夜月が浮かんでいた。あの月のように、いつも唇の端でいざなうように笑った。道鏡禅師はよい男であった。” 思ってたのと違うんだけど…すごくかっこいいんだけど、道鏡。巻頭の関係系図がとても頼りになり、こんがらがらずに済んだ。女帝と道鏡の関わりは碌でもない印象しかなかったが、もしかしたらと心地よく世界に浸らせてもらった。皇位を巡る争いや陰謀は、執拗で息が詰まるようで、血筋が呪いのように阻んでくることが辛い。同じ奈良時代を描いた澤田瞳子さんの作品より、やわらかく読みやすい印象だった。2025/02/22

Shoji

29
時代は奈良朝、物語のヒーローは道鏡、ヒロインは孝謙・称徳だ。歴代天皇の骨肉の皇位争い、宇佐八幡宮神託事件の謎解き、藤原一族のしたたかさ、これらのドラマが綴られています。もちろん物語の中心は、孝謙・称徳と道鏡の二人の野望や権力闘争、色恋沙汰です。面白くもありましたが、反面、だらだらと長く、少々退屈な気もしました。読み終えて今、疲れたというのが正直な感想です。2025/02/06

22
道鏡といえば天皇を陰で操った悪徳僧というイメージだった。いや、もちろん詳しく知りもせずに何かで読んだイメージそのままに思い込んでいただけたのだが、この物語はそのイメージを修正してくれる読書だった。がしかし、登場人物達の関係が難しく、親子、夫婦、叔父叔母、姪甥、異父異母兄弟、もうこんがらがって大変でした。2025/01/17

信兵衛

20
政争、皇位争いという展開の面白さに興奮しました。 周防さん、お見事です!2025/01/19

花林糖

17
(図書館本)奈良時代の女性天皇、称徳(孝謙)天皇の物語(物語では「阿部・高野」天皇、姫天皇)。タイトルから 孝謙天皇と道鏡の恋物語かと想像していたら、陰謀、権力・皇位争いが主軸。前半は少し退屈な面もありましたが、中盤から面白くなり一気読み。結末は◎。2025/02/26

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