出版社内容情報
「ああすれば、こうなる」と、すぐに答えが出ることなんて、面白いはずないでしょう――。
頭だけで考えたことの安易な正当化を〈たかだか1500グラムの脳味噌が、そうだと思っているだけ〉と痛快に斬り、子どもと虫の将来を本気で心配する。
今の読者に改めて伝えたい、「養老節」が炸裂する22篇を厳選した、ベストエッセイ集。
巻末に語り下ろし「二十年後のQ&A」を収録した、好評『なるようになる。』の姉妹編。
【目次】
Ⅰ 身体を考える……脳はそんなにエライのか
Ⅱ 学びを考える……知識だけでは身につかない
Ⅲ 個性を考える……オリジナリティーよりも大切なこと
Ⅳ 社会を考える……たった一人の戦争
二十年後のQ&A
※本書は『毒にも薬にもなる話』『まともな人』『こまった人』『ぼちぼち結論』の収録作品から精選したものです。
内容説明
AI時代も自前の思考。痛快“養老節”炸裂のベストエッセイ22篇。
目次
1 身体を考える―脳はそんなにエライのか(田舎は消えた;メメント・モリ ほか)
2 学びを考える―知識だけでは身につかない(学習とは文武両道である;教育を受ける動機がない ほか)
3 個性を考える―オリジナリティーよりも大切なこと(人格の否定;人生安上がり ほか)
4 社会を考える―たった一人の戦争(歴史;ありがたき中立 ほか)
二十年後のQ&A
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部を卒業後、解剖学教室に入る。東京大学大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程を修了。助手・助教授を経て81年より東京大学医学部教授、95年退官。96年から2003年まで北里大学教授。東京大学名誉教授。1989年『からだの見方』でサントリー学芸賞、2003年『バカの壁』で毎日出版文化賞特別賞を受賞
鵜飼哲夫[ウカイテツオ]
1959年名古屋市生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後の83年、読売新聞社に入社。91年から文化部記者として文芸、書評を主に担当する。2013年から編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ムーミン
メタボン
funuu
コジターレ
luckyair
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