記者と官僚―特ダネの極意、情報操作の流儀

個数:
電子版価格
¥1,980
  • 電子版あり

記者と官僚―特ダネの極意、情報操作の流儀

  • ウェブストアに159冊在庫がございます。(2024年12月09日 19時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120058394
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C0036

出版社内容情報

★★これが、記者と官僚を待ち受ける

5つの罠と、7つの鉄則だ!





西村 「そんな巧妙な手を使ったのか! (中略)大統領が晩餐会を欠席せざるをえないほど交渉がもめていると誘導されれば、その3時間は気が気じゃなかっただろうね」

佐藤 「ある情報を隠すために偽装論点をつくるという手口は、インテリジェンスの世界ではよくやるね。秘密をガッチリ守ろうとするとむしろ目立ってアタックされやすい。だから偽装論点をつくって、目をそらす」(本文より)



暴こうとする記者。情報操作を狙う官僚。33年の攻防を経て、互いの手の内を明かした前代未聞の「答え合わせ」。5つの罠と7つの鉄則はすべてのビジネスパーソン必読。





◆記者を攪乱する手口

◆報道された事実を潰す手口

◆意図的な情報操作を警戒する目

◆記者と官僚を待ち受ける5つの罠

◆記者と官僚、7つの鉄則



【罠】国益の罠、集団思考の罠、両論併記の罠 他……



【鉄則】ユーモアのセンスを持て、情報源を甘やかさない、甘えない、

中期の発想で予測・分析する 他……

内容説明

暴こうとする記者。情報操作を目論む官僚。33年の攻防を経て互いの手の内を明かした驚愕の「答え合わせ」。

目次

第1章 記者と官僚、衝撃の出会い
第2章 記者VS.官僚
第3章 記者と官僚の五つの罠
第4章 記者と官僚の七つの鉄則
第5章 記者と官僚が見た激動のロシア
第6章 記者と官僚とAI
第7章 記者と官僚のこれから

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家・元外務省主任分析官。1960年東京都生まれ。英国の陸軍語学学校でロシア語を学び、在ロシア日本大使館に勤務。2005年から作家に。同年発表の『国家の罠』で毎日出版文化賞特別賞、翌06年には『自壊する帝国』で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞

西村陽一[ニシムラヨウイチ]
元朝日新聞編集局長・ジャーナリスト。1958年東京都生まれ。東京大学卒、81年朝日新聞社入社、静岡支局で新聞協会賞(団体)受賞。政治部員、モスクワとワシントンの特派員、アメリカ総局長、清華大学高級訪問学者など米中ロで計13年勤務。政治部長、編集局長を経て、役員として編集、デジタル、マーケティングを統括、ザ・ハフィントン・ポスト・ジャパン代表取締役。2021年退社後、東京大学大学院客員教授として情報社会論を講義、ほかに国内外の大学などで講義講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

129
官僚は秘密を守り、記者は秘密を探り出そうとする。外交の最前線で対峙する両者のせめぎ合いは、外交交渉そのものの騙し合いや情報操作を駆使した真剣勝負となる。その人の知性と相手を見る目が試される、甘さなど微塵もない心理戦の世界なのだ。記者と官僚の意外な生態、最前線で戦うスパイの生き方は、狭い日本でぬくぬくとしてきた私たちには想像もできない。そんな経験を重ねて理解し合い、尊敬する関係となった2人の対談は、社会でやっていく知恵が満載された自己啓発本となっている。日本人はリスクを取るのがヘタになったと痛感してしまう。2024/11/30

tenorsox

5
佐藤優(省紹介)とその外務省時代から親交のある元朝日新聞編集局長の対談録。「暴こうとする記者、情報操作を狙う官僚」というキャッチに惹かれたのだが、両者の手の内を明かすような話は全体の2割。残りは著者2人の友情物語、報道機関と政府機関それぞれの現状や抱えている課題、2人が造詣の深いロシア関係の話等で埋められているが、面白さでいえば2割の方に軍配か。8割の方では佐藤氏のウクライナに関する意見が予想外だった&何度も名前が挙がる別著「国家の罠」(本書の数倍ワクワクしたのを思い出したw)を改めて読み直したくなった。2024/12/09

Arnold

5
『国家の罠』を読んで、佐藤優氏が西村検事とバトルし、しかし二人とも尊敬し合う不思議な関係に感動したのはもう10年以上前だ。だから、この本の中で、西村元検事とのその後の関係や回想に再び感動した。心がときめいた。また、この本の冒頭に西村陽一氏と佐藤優氏との出会いの場面がある。これがまた、面白い。西村氏が朝日新聞の慰安婦問題不正記事について赤裸々に語っているのも大変感銘した。2024/10/23

tacacuro

3
記者と外交官は存外、やってることが同じだ。公開情報から構築した仮説を基に情報源を取材し、得た情報を分析・文書化して人に読ませる。読ませる相手が違うだけだ。一見、狐と狸の化かし合いを連想させる表題だが、同じ穴のムジナの友情物語だと思って読んだ方がいい。優れた記者・外交官の共通点とは、①多角的視点、②非肩書主義、③対面主義、④情報源との距離感、⑤検証の徹底、⑥職業的良心と独立性の堅持、⑦中期の視点による予測・分析だと。一般官僚には「記者を撹乱する手口」「報道された事実を潰す手口」あたりが参考になるかも。2024/12/01

ちきゅう

3
記者と官僚と立場に応じた違いを最前線で活躍されていた2人の会話で語られている点が面白い。どちらも情報をいかにつかみ、確証を得て、どのように取り扱うかという点に徹底している点が共通していると感じた。2024/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22163647
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。