近衞忠輝人道に生きる

個数:

近衞忠輝人道に生きる

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月23日 08時22分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120057830
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

旧華族の細川家に生まれ、母方の近衞家の養子に。学習院大学卒業後、2年間の英国留学を経て、日本赤十字社入社。日本赤十字社社長、また、アジア人として初めて国際赤十字・赤新月社連盟会長も務めた。本書では、幼い頃の記憶、青年期に受けた薫陶を胸に、武力紛争や自然災害などの危機の現場に半世紀あまり立ち続け、ぶれない人道主義を貫いた「赤十字人」の歩みを語る。『読売新聞』好評連載「時代の証言者」(聞き手・構成/沖村豪)に大幅加筆し、書籍化。

【目次より】


はじめに デュナンと私


●第1章 生い立ち
【華族の暮らし】

東京の熊本村/文武両道の藤孝、忠興/美術の殿様/文麿と戦争/敗戦と細川家

【素養を育む】

戦後の鎌倉、横須賀/ガラシャのこと/目白台とのご縁

【世界に雄飛】

ロンドン留学/貧乏暮らしと緒方貞子さん/国際赤十字と出会う



●第2章 日赤に入社

【駆け出しの頃】

日赤誕生の歴史/職場での薫陶/若気の至り

【近衞家を守る】

養子入り/千代子の悲しみ/俘虜郵便

【婚約、結婚、新婚生活】

三笠宮家第一女子と婚約/ご成婚事業で海外視察/バロン薩摩/装束にこだわり

【甯子とともに】

占領下の沖縄へ/60年代の国際交流



●第3章 戦後の人道支援

【現場を知る】

インド大陸を行く/好評だった救急車/アフガニスタン王室のお迎え/劣悪な環境と格闘

【インドシナ危機】

難民キャンプの運営/虐殺後のプノンペン/ベトナムの結合双生児

【先の大戦の清算】

在日朝鮮人の帰還/サハリン棄民/台湾人元日本兵/一つの中国



●第4章 赤十字運動を牽引

【政治と向きあう】

湾岸危機/ペルー人質事件/日朝のパイプ/実現した里帰り

日本人行方不明者/北朝鮮の人道支援

【日赤をより強く】

海外たすけあい誕生/看護大学の開設/森英恵さんの慧眼

阪神・淡路大震災の教訓/美智子皇后とダイアナ妃

【連盟会長就任】

会長選に出馬/役立った兄の選挙/新たな標章めぐり紛糾/パレスチナの対立

【東日本大震災】

被災地に立つ理由/職員への感謝/義援金配分で批判/海外から1000億円

【連盟会長2期目】

苦しんだ再選/ボランティア憲章/小さな国に光/Red Crosserの絆



おわりに 身を賭した道

内容説明

旧華族の家に生まれ、「中立」を胸に、身を賭して人助けの道を歩んだ「赤十字人」の軌跡。

目次

第1章 生い立ち(華族の暮らし;素養を育む;世界に雄飛)
第2章 日赤に入社(駆け出しの頃;近衞家を守る;婚約、結婚、新婚生活;ネイ子とともに)
第3章 戦後の人道支援(現場を知る;インドシナ危機;先の大戦の清算)
第4章 赤十字運動を牽引(政治と向きあう;日赤をより強く;連盟会長就任;東日本大震災;連盟会長2期目)

著者等紹介

近衞忠輝[コノエタダテル]
1939年東京生まれ。学習院大学卒業後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに2年間留学。1964年日本赤十字社入社。2005~2019年日本赤十字社社長。2009~2017年国際赤十字・赤新月社連盟会長を兼務。2022年、長年にわたる人道支援活動の功績が国際的に認められ、個人に贈られる国際赤十字・赤新月運動における最高位の褒賞アンリー・デュナン記章受章。日本赤十字社名誉社長。近衞家31代当主

沖村豪[オキムラタケシ]
1967年栃木県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。90年にプラントエンジニアリング大手日揮入社。93年に読売新聞東京本社入社。横浜支局、社会部、東北総局、西部本社社会部、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス客員研究員を経て、2014年から東京本社社会部編集委員。皇室にかかわるテーマを中心に取材執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

19
導入部は、世が世ならお殿様のおぼっちゃまの遊学記かと鼻じらむとこもあったけど(性格が悪すぎますか、そうですか)、赤十字マンとして着実に人道主義の種を国の垣根を越えて撒いて実績を積み上げていく様子には、頭を垂れるしかなくなった。究極の親ガチャ、ノブレスオブリージュとは佇まいの美しさを感じさせるものなのだな。政治的にフリーであるが故に、各国の紛争調停に駆り出される赤十字、政治的に偏らないが故に特定の地域への支援に注力しないことを「生温い」と評した医師のグループが「国境なき医師団」を設立したとは。北朝鮮への帰→2024/07/26

まる

3
誰もが知る赤十字。だが、活動については病院以外あまり知られていないのではないか。この本でその多岐に渡る活動を知る事ができる。世界中の全ての被害地、被災地には赤十字から救援の手が差し伸べられている。決して政治に係る事のない公平の理念の下にどんな危険も不衛生な環境も厭わず活動している。20代の青年時代から80歳を越え国際赤十字・赤新月社連盟会長を退くまであらゆる所で陣頭に立った近衞氏の足跡。殆ど書かれていないが、活躍を裏で静かに支え続けた夫人の賢い強さも共に世界に誇れる日本人ここにありと思える。2024/08/10

松村 英治

1
とてもいい本を読んだ。これこそノブレスオブリージュ。2024/08/16

朔ママ

0
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️2024/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21924349
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品