出版社内容情報
地方の貧困家庭で育った著者は、奨学金を受けて大学へ進学。ウェブで発表した記事が注目を集め、ライターとして世に出る。本書では、「婦人公論jp」連載「貧しても鈍さない 貧しても利する」を中心に、初の著書『死にそうだけど生きてます』が出てから体験したことを綴る。安定した職に就けず、常に金銭的不安を抱え、原因不明の体調不良に悩まされ、世間からは「貧困者は身の程を知れ」というプレッシャーを掛けられ・・・。生きる意味を見いだす葛藤の日々を描く。
内容説明
注目の第二エッセイ集!貧困家庭出身のライターが見つめた、今の日本社会とそこに生きる自分。
目次
1 お金のこと(奨学金は人生に重くのしかかる。;“経験”はお金で買える最たるものだ。 ほか)
2 心と身体(殴られていなくても、“虐待被害者”だと気づく。;“1日24時間”は同じでも、動ける時間は人それぞれだ。 ほか)
3 愛について(「稀代のおしゃべりすと」柚木麻子さんとついに対面。;人生ただ1冊の“デビュー作”ができた! ほか)
4 未来へ(貧困者に世間が向ける目は厳しい。;たくさんの取材を受けて感じた“リアル” ほか)
著者等紹介
ヒオカ[ヒオカ]
ライター。1995年生まれ。Noteで公開した「私が“普通”と違った50のこと~貧困とは、選択肢が持てないということ~」が話題を呼び、ライターの道へ。社会問題からエンタメまで様々なテーマで取材・執筆し、「婦人公論.jp」「ミモレ」「ダイヤモンド・オンライン」「ビジネスインサイダージャパン」「現代ビジネス」など、各種WEB媒体で活躍中。テレビ・ラジオへの出演にも活動の幅を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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