ヤマトタケルの日本史―女になった英雄たち

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ヤマトタケルの日本史―女になった英雄たち

  • 井上 章一【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120057540
  • NDC分類 164.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

英雄は勇ましく猛々しい・・ってホンマ? 本書は、日本の歴史、文化史をつらぬく「女になった英雄像」へ迫るものである。大日本帝国海軍にまで、女装の文化は伝えられていたという。著者のまなざしは現代の性別越境者にも向けられる。なぜ英雄は「美女」でないと困るのか? 文献史料や風俗画、古写真を博捜した著者が、日本人の隠れた精神性を描き出す。私たちのあこがれの正体をつきとめたいと本書に熱い気持ちを込める井上氏。優雅な文章に図版を収め、見て楽しい読んで学べる一冊にする。

内容説明

日本を代表する建国伝説の英雄、ヤマトタケル。美貌の皇子は、女をよそおい、敵を殺めたと記紀は伝える。やがて英雄譚は、スサノオの聖剣伝説、源義経の千人斬り、熱田神の楊貴妃転生説、八犬伝の復讐劇へ。千年にわたり変奏する「女になった英雄たち」の物語を、私たちは愛し、語り継いできた。その精神は、帝国軍人の女装劇、現代の多様な性にも至るという。なぜ日本の勇者は、美しき暗殺者なのか?著者が少年時代から抱いてきた憧憬に出発し、日本史の英雄たちを自在に訪ね、性の日本文化史を描き出す。古今の文献をふまえ麗筆をふるい、日本人の夢や願望、民族感情のありかを明らかにする。

目次

第1章 牛若か義経か
第2章 ヤマトタケル
第3章 変奏曲
第4章 スサノオ
第5章 熱田神は楊貴妃に
第6章 大江戸美少年伝説
第7章 大日本帝国の軍人たち
終章 多様な性と異性装

著者等紹介

井上章一[イノウエショウイチ]
1955年京都府生まれ。国際日本文化研究センター所長。京都大学工学部建築学科卒、同大学大学院修士課程修了。同大学人文科学研究所助手、国際日本文化研究センター助教授、同教授を経て、2020年より現職。専門の建築史・意匠論のほか、日本文化や美人論、関西文化論など、研究分野は多岐にわたる。著書『つくられた桂離宮神話』(サントリー学芸賞)、『南蛮幻想』(芸術選奨文部大臣賞)、『京都ぎらい』(新書大賞2016)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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skr-shower

2
取り止めのない、どこへ話を持っていきたいか少し判りづらい。日本での常識は明治維新と昭和の敗戦で様変わりしているので、こうであったとは論じにくい事は確かかも。子供心にも女装して敵を討ち取る騙し討ちは、洋の東西を問わず卑怯とは言わず作戦になるのかと不思議にはしていた。2024/04/27

onepei

2
途中何か抜けてる感じ2024/03/31

小谷野敦

2
著者から送られてきたので苦労して読んだが、だいたい何が言いたくて書いているのか分からない上、「のべそえておく」という井上式の引き延ばし文章だからつらい。最後まで読んでやっと、女装は女装として素直に受け止めろ、余計な解釈はするなという意味だと分かったが、そんなことは60枚くらいの論文でもいえることで、しかも大した論旨ではない。最後のほうで三橋順子なんか推薦しているところを見るとトランスジェンダリズムに媚びたムーブメントに過ぎないのかと思いつつ、2024/03/07

2021 GT

0
ちょっと冗長で、読むのがつらいものがあった。もうちょっと短くてもいいんじゃないかな…2024/04/23

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