なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか―壊れたアメリカの法制度

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なぜ、無実の人が罪を認め、犯罪者が罰を免れるのか―壊れたアメリカの法制度

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120057397
  • NDC分類 327.953
  • Cコード C1032

出版社内容情報

◎もくじ



1 大量投獄の惨劇

2 なぜ無実の人々が罪を認めるのか

3 なぜ目撃者の証言はしばしば間違っているのか

4 死刑は消え去るか?

5 科学捜査の過ちと未来

6 脳科学と法―やっかいな仲間たち

7 なぜ上級市民は起訴を免れるのか

8 司法の延期は司法の否定

9 法的監視の縮小

10 法におけるテロとの戦いに関する戦い

11 行政部門への過度な服従

12 裁判所を当てにするな

13 裁判所で幸せはつかめない

 訳者解説

内容説明

刑務所人口の増加による過剰収容の慢性化。科学捜査や目撃証言に対する過度な信頼がもたらす誤判の深刻化。あいまいな適用基準と救済手続の制限による死刑制度の動揺。裁判所が介入できない司法取引や企業訴追延期の横行。過度な行政への配慮がもたらす司法の機能不全。「正義は勝つ」への信念が揺らいでいる。

目次

大量収容の弊害
なぜ無実の人が罪を認めるのか
なぜ目撃証言はしばしば誤っているのか
死刑制度はなくなるのか?
科学捜査の誤りと未来
脳科学と法律―相容れない仲間たち
高い地位にある重役が訴追を免れる理由
司法の延期は正義の否定
法的監視の衰退
「テロとの戦い」の法との戦い
行政府に対する最高裁判所の不当な服従
裁判所をあてにしてはならない
法廷に立つ日は来ない

著者等紹介

川崎友巳[カワサキトモミ]
同志社大学法学部教授。1969年生まれ。同志社大学大学院法学研究科から同大学法学部助手、専任講師、准教授を経て現職。刑事法専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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てくてく

4
最後の方で第12章「裁判所をあてにしてはならない」第13章「法廷に立つ日は来ない」という章名が登場するように、アメリカの法制度、司法制度への強い懸念を示し、問題の所在や実現可能性がない訳でもない提言を示している。アメリカの実務家および法学教員として圧倒的な実績を持つ著者が2013年から寄稿したものから刑事司法を中心にまとめ直した一冊らしい。司法取引の危険性、目撃証言を無条件に信頼してはならないこと、DNAなどの法科学の研究所は中立のものを設立する必要があるなどの前半部分の章が特に勉強になった。2024/06/30

takao

4
ふむ2024/05/27

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