地震と虐殺―1923-2024

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地震と虐殺―1923-2024

  • 安田 浩一【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 600p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120056864
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「朝鮮人が暴動を起こした、井戸に毒を投げ込んだ……」。関東大震災の発生直後、各地で飛び交ったデマによって多くの朝鮮人が命を奪われた。非常時に一気に噴き上がる差別と偏見。東京で、神奈川で、千葉で、埼玉で、悲惨な事件はいかなるメカニズムで起きたか。虐殺の「埋もれた歴史」は誰によってどのように掘り起こされてきたか。100年余りが経過した現在、何が変わり、何が変わらないのか。歴史的事実を葬ろうとする者たち、人災を天災の中に閉じ込めようとする政治家、差別行為にお墨付きを与える行政……。差別やヘイトクライムの問題を長年追ってきたジャーナリストが100年余り前と現在を往還し、虐殺事件が及ぼし続ける様々な風景を描く。

内容説明

民衆を暴走に駆り立てた真犯人とは誰だったか。関東大震災発生直後に起きた悲劇。東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、福島、新潟、香川、大阪、韓国―。徹底した現地取材を敢行。この国では当時からなにが変わり、なにが変わらないのか。今なお事件が及ぼしつづける多様な風景を炙り出す渾身のルポ。

目次

第1章 「埋もれた歴史」を掘り起こす―東京・八広
第2章 虐殺を葬ろうとする人たち―東京・横網町公園、新宿
第3章 知られざる「軍民共同」の虐殺―千葉・船橋、習志野、八千代
第4章 “複合差別”が招いた「福田村事件」の悲劇―千葉・野田
第5章 暴走する集団心理―埼玉・寄居、大宮、神保原、本庄、群馬・藤岡
第6章 港町に隠された虐殺の記憶―神奈川・横浜
第7章 虐殺をめぐる様々な風景―新潟・津南町、大阪・枚方、韓国、東京・亀戸、福島・西郷村

著者等紹介

安田浩一[ヤスダコウイチ]
1964年静岡県生まれ。ノンフィクションライター。週刊誌記者を経て2001年よりフリーに。事件や労働、差別問題を中心に取材・執筆活動を続ける。12年、『ネットと愛国』で第34回講談社ノンフィクション賞を受賞。15年、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(「G2」vol.17)で第46回大宅壮一ノンフィクション賞(雑誌部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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