出版社内容情報
山の田んぼにいたかかしが、「世の中を見てみたい」と神さまに願ったら、足ができた!
かかしは、海に向かって旅に出る。しかし海までの道のりには都会があって――都会の窮屈さに苦しみながらも海を目指すかかし。果たして海を見ることはできるのか?
内容説明
ヨノナカハタノシイトコロ?かかしのゆめは、世の中を見ること。かみさまの力で足を持つことができたかかしは、海に向かって旅に出る。果たして海を見ることはできるのか―切なさと、やさしい心が沁みわたります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
13
息子は「かかしどうなっちゃうんだろ」と心配そうでした。2024/01/30
おはなし会 芽ぶっく
8
どこにも行けずその場所で立ったままのかかし。やってくるカラスからの話が楽しみで、世界には色々なことがあることを知る。世界を見てみたいと願うかかしに、カエルの神さまが願いを叶えてくれる。歩き出し色々なものと出会い、災難にもあい、自らが望んだ夢を叶える。夢のような出来事だけれど、ヒヨコのシールがかかしの冒険の印だ!2024/01/06
kokotwin
0
みたことない世界に興味を持つのは自然だよなぁ。カラスがいいやつばかりで良かった2024/03/26