出版社内容情報
「自然にはキケンがいっぱい! でも、みんな精いっぱい生きてるんです」――世界には、生きものがたくさん存在します。パンチやキックなど物理的な攻撃力で戦うものから、臭いや毒で刺激を武器に生きるもの、感染することで生き残ってきたものなど、その生態は多種多様。本書では、様々な技を駆使して生きる動物や植物を、ポップでなイラストとわかりやすい文章で、楽しみながら教えます。特に夏のレジャーで山岳や川辺、海辺などを訪れる際、安全に楽しむための豆知識も充実。いざという時の対処法も収録しました。 監修は動物園の園長を務めた経験もある小宮輝之先生。子どもにもわかりやすく丁寧な解説で、親子で安心して楽しめます。全ての文字はルビ付きで、子どもだけでも読むことができます。 【教養が身につく中央公論新社の児童書シリーズ】
内容説明
この世はキケンな生きものばかり!強烈なキック&パンチで戦うものから、くささで敵を寄せつけないもの、さわっただけでかぶれるもの、命に関わる菌やウイルスまで、知れば知るほどオモシロい、デンジャラスワールドへご案内!
目次
1章 かむ!刺す!キケン(ニホンマムシ―得意技は暗やみジャンプ!超攻撃的な猛毒ヘビ;ニホンザル―目が合ったら“ケンカ上等”スイッチオン! ほか)
2章 キック!パンチ!怪力キケン(オオアナコンダ/ニシキヘビ―全身の筋肉でギューッとしめ殺して丸呑み!;ニシローランドゴリラ―賢くて、気はやさしくて、とっても力持ち! ほか)
3章 超くさいぞ!キケン(シマスカンク―強烈悪臭スプレーで、必殺鼻つぶし!;アルパカ―嫌なヤツには、緑のゲロを吐きつけるぞ! ほか)
4章 さわるな!キケン(ウルシ―近づくだけで、ヒリヒリするかも…;カエンタケ―恐怖!公園にも生える毒で満ちた赤いキノコ ほか)
5章 感染!キケン(マダニ―草むらに潜む、キケンな病原体の運び屋…;カ―病気をうつしまくり年間何十万人も死亡させる! ほか)
著者等紹介
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年東京生まれ。1972年多摩動物公園の飼育係になり、2004年から2011年まで上野動物園園長を務める。日本鳥類保護連盟会長、ふくしま海洋科学館理事、サントリー世界愛鳥基金運営委員
ウラケン・ボルボックス[ウラケンボルボックス]
佐賀県出身。CM制作会社を経て、イラストレーター/マンガ家に。広告、Web、書籍を中心にイラスト、マンガ、キャラクターデザイン、ロゴデザイン等を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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