わが忘れえぬ人びと―縄文の鬼、都の妖怪に会いに行く

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わが忘れえぬ人びと―縄文の鬼、都の妖怪に会いに行く

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120056581
  • NDC分類 281
  • Cコード C0095

出版社内容情報

宗教史研究の碩学が愛してやまない先達に捧げる人物エッセイ。一人の師も弟子も必要とせず独立独歩の精神で生きた棟方志功、筑豊の子どもたちから古都奈良の仏像へ「命がけの転向の旅」をした土門拳、借り物の枠組みでなく自前の哲学、歴史観、人間観を追求した梅原猛、西洋と東洋のあいだ、科学と宗教のあいだに橋をかけるという難事業に取りくんだ河合隼雄。

生きた世界も時代も異なるが、芯の部分において彼らに共通するものを見出しつつ、それぞれの魅力を味わい深い筆致でつづる。

内容説明

棟方志功、土門拳、河合隼雄、梅原猛―自己とは何者かを問いつづけ、そして「ホトケ」になった者たち。「銀河鉄道各駅停車」の車窓から、敬愛する先達へ捧げるオマージュ。

目次

1 棟方志功 板を彫る(血噴きの仕事;「二菩薩釈迦十大弟子」 ほか)
2 土門拳 闇を撮る(筑豊の子どもから奈良の古寺へ;肉眼はレンズを通して、レンズを超える ほか)
3 河合隼雄 夢を生きる(臨床心理士と宗教家;聴く人の背中 ほか)
4 梅原猛 歴史を天翔ける(絶滅危惧種の王座に坐る;梅原さんとの出会い ほか)

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。宗教学者。国立歴史民俗博物館教授、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長などを歴任。2002年『愛欲の精神史』で和辻哲郎文化賞、10年瑞宝中綬章、南方熊楠賞受賞。20年京都市文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

102
忘れえぬ人とは、山折先生と同じ東北人である棟方志功さんと土門拳さん(縄文の鬼)、ともに京都で活動した仲間の河合隼雄先生と梅原猛先生(都の妖怪)。四人の評伝ではあるが、山折先生独自の視点が鋭い。釈迦の存在を全く意に介さない棟方「釈迦十大弟子」の不思議、なぜ「筑豊のこどもたち」から「古寺巡礼」に転向したかとの土門への問い、能の「諸国一見の僧」の姿に準えた河合先生のイメージ、そして何より、「梅原先生はアンチ京都学派だ」とする断定の大胆さ。敢えて刺激的な切り口を通して、四人の鬼・妖怪の本性が抉り出される。面白い。2023/12/08

takao

4
ふむ2024/05/11

ミガーいち

2
それぞれの人が魅力的に描かれていた。星32023/09/02

マウンテンゴリラ

2
本書に描かれている著名人は、かならずしも、私の好みに合うわけでも、業績等を詳しく知っているわけでも無い。が、そういう人たちに対するリスペクトが自然に湧いてくるようなエッセイであった。何に対してのリスペクトかと言われると、無知な私にとって、それぞれの業績に対して、というものでは勿論無い。また、本書は、それを称揚する内容のものでも無い。では何に対してのものかと敢えて言えば、それぞれの個性、それも常識に対する収まりの悪さ、とでも言うべき批判的個性に対してと言えるかも知れない。→(2)2023/07/27

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/8454de9c-5a3d-4139-b584-9791b9538fe4 2025/07/04

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