出版社内容情報
横須賀で行われた海上自衛隊の観艦式。警備についた朝倉は、NCISのハインズから捜査協力の依頼を受ける。式に参加している米海軍空母内で殺人事件が起こったというのだ。急遽空母に乗り込んだ朝倉だが、事件への関与が疑われるロシア人スパイを追う矢先、艦内で第二の殺人が――。米国、ロシア、そして中国。各国の思惑が渦巻くなか、「特別強行捜査局」は真実に辿り着けるのか。25万部突破の人気シリーズ第10弾!
内容説明
横須賀で行われた国際観艦式にて、朝倉はNCIS(海軍犯罪捜査局)のハインズから捜査協力の依頼を受ける。式に参加中の米空母でロシア諜報員を追っていた捜査官が殺されたのだ。急遽現場に赴いた朝倉だが、艦内では第二の殺人が―。朝倉たち「特別強行捜査局」は真実に辿り着けるのか。自衛隊出身の警察官、朝倉俊暉の闘いを描く「オッドアイ」第10弾!
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー。同作が人気シリーズとなり、以後アクション小説界の旗手として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
future4227
41
オッドアイシリーズ10作目。間違えて9作目を飛ばして読んでしまったが、さほど影響はなし。今回は主人公の朝倉がなんと岸田総理と同じヘリに乗って米空母ロナルド・レーガンに乗艦するという大出世ぶり。今やNCIS(海軍犯罪捜査局)でも伝説的な捜査官となって、自衛隊からも警察からも米軍からも全幅の信頼を置かれる。空母内での殺人事件に捜査協力をしていく中で、背後に中国やロシアによるスパイ活動の存在を突き止めていく。他の3つのシリーズとも同時並行でストーリーがリンクし、それぞれの主人公も登場する贅沢な作りとなっている。2023/09/27
rosetta
34
★★★✮☆作者の代表作。全部はフォローできてないけど結構読んでいるはずのシリーズ。陸自の3佐にして警視庁の警視正、過去の傷でオッドアイになった主人公朝倉。自衛隊観艦式に参加したアメリカ海軍の空母ロナルド・レーガン。暗号が発信されたことからスパイの存在を疑い朝倉に臨検を望まれる。さらに続いて起きる空母内での殺人事件。紅軍情報部の犯人を追い艦内、日本、韓国を駆け回る。まあハズレのない痛快なエンタメ。2023/08/05
み
21
お久しぶりの朝倉さん、超人的な活躍はなく、このシリーズとしては地味めな印象でした。とうとう岩城さんが登場、他のシリーズとのコラボが進んでます。2023/06/17
図書館ポイズン
10
久し振りだと思ってたのですが、 知らぬうちに10作目だった。 随分、飛ばしてしまったようです。 それでも問題なく読めました。 飛ばした分を読んでみるかは微妙。 特段こまることはなかったし。2023/11/24
chakiw5
9
今回久々に幸恵さんが多く登場され朝倉の幸せの一コマが見れたのが良かったな。時間はアメリカ海軍の空母ロナルドレーガンでの殺人事件だが、その背後には例の共産国が絡んでいた。不幸なウクライナでの事実の絡めて読み応えがある内容だった。朝倉の落ち着いた指揮に応える部下達もみんな期待に応えるそのチームに感動すら覚えます。でもやっぱり幸恵さんにはもっと出て欲しいなぁ。2023/08/14
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