出版社内容情報
長女カノコは憂鬱の真っ只中。
継父とのカルチャーギャップ、慣れぬ米国暮らし
学校でのストレスも相まって、攻防の日々は果てもない。
思春期の「あのふきげん」とどう向き合うか。
三人の娘を抱え煩悶し、挑戦し、嘆息し、
そして読む者に語りかける――
苦しいのはあなただけじゃない。
その体感が時を超えてリアルに迫る!
これぞ〈母親・伊藤比呂美〉の真骨頂
名エッセイ復刊
内容説明
パワーアップして名著復刊!悩める母の奮戦記。家庭に一冊、備えて安心。子どもがつまずき、傷ついたとき、ベッドで話を、ただただ聞くこと。身体の変化を受け止めること。子どもを、そして自分自身を肯定すること。過激でまっとうな比呂美さんの子育て!
目次
1 (ふきげんに負けない;いちいち言わないと何もしない ほか)
2 (「おとうさん」のにおい;親に向かって、なんだ ほか)
3 (食べる行為につまずく;カノコ傷だらけになる ほか)
4 (ちんちんの研究;漂う13歳 ほか)
5 (花より男子;禁止三令 ほか)
6 (男子高校生;サクラの枝とニキビ ほか)
7 (近くの母より遠くのおばさん;何を着ようか ほか)
8 (思春期の必修;ムカつきと胃のもたれ ほか)
9 (ビリー・ジョーと同い年でした;トメのカンタービレ ほか)
著者等紹介
伊藤比呂美[イトウヒロミ]
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。性と身体をテーマに80年代の女性詩人ブームをリードし、同時に『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。両親の遠距離介護を続けるなかで、老いや死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)、お経の現代語訳に取り組んだ『読み解き「般若心経」』を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ネギっ子gen
たまきら
あられ
アイリーン子
しゅんぺい(笑)