伊藤ふきげん製作所―思春期をサバイバルする

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伊藤ふきげん製作所―思春期をサバイバルする

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  • サイズ 46判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055775
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

長女カノコは憂鬱の真っ只中。

継父とのカルチャーギャップ、慣れぬ米国暮らし

学校でのストレスも相まって、攻防の日々は果てもない。



思春期の「あのふきげん」とどう向き合うか。

三人の娘を抱え煩悶し、挑戦し、嘆息し、

そして読む者に語りかける――

苦しいのはあなただけじゃない。



その体感が時を超えてリアルに迫る!

これぞ〈母親・伊藤比呂美〉の真骨頂

名エッセイ復刊

内容説明

パワーアップして名著復刊!悩める母の奮戦記。家庭に一冊、備えて安心。子どもがつまずき、傷ついたとき、ベッドで話を、ただただ聞くこと。身体の変化を受け止めること。子どもを、そして自分自身を肯定すること。過激でまっとうな比呂美さんの子育て!

目次

1 (ふきげんに負けない;いちいち言わないと何もしない ほか)
2 (「おとうさん」のにおい;親に向かって、なんだ ほか)
3 (食べる行為につまずく;カノコ傷だらけになる ほか)
4 (ちんちんの研究;漂う13歳 ほか)
5 (花より男子;禁止三令 ほか)
6 (男子高校生;サクラの枝とニキビ ほか)
7 (近くの母より遠くのおばさん;何を着ようか ほか)
8 (思春期の必修;ムカつきと胃のもたれ ほか)
9 (ビリー・ジョーと同い年でした;トメのカンタービレ ほか)

著者等紹介

伊藤比呂美[イトウヒロミ]
1955年、東京都生まれ。詩人。78年に現代詩手帖賞を受賞してデビュー。性と身体をテーマに80年代の女性詩人ブームをリードし、同時に『良いおっぱい 悪いおっぱい』にはじまる一連のシリーズで「育児エッセイ」という分野を開拓。両親の遠距離介護を続けるなかで、老いや死を見つめた『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』(萩原朔太郎賞、紫式部文学賞受賞)、お経の現代語訳に取り組んだ『読み解き「般若心経」』を発表する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ネギっ子gen

55
【書くという行為は、私の目を通して見る行為】思春期の“不機嫌”とどう向き合うか。継父との関係や海外生活のカルチャーギャップも相俟って、娘たちとの攻防の日々は果てしない――。2000年初版の奮戦記に10編を加えた増補版として復刊。懐かしく再読。装画が、山本直樹。2022年に書いた「あとがき」では、<『良いおっぱい 悪いおっぱい』『おなか ほっぺ おしり』の頃ならいざ知らず、相手は思春期。おもしろかったけど、それ以上に苦しかった。そうすると書きたくなるんです、わたしは。書くことで乗り切ろうとするんです>と。⇒2023/11/11

たまきら

44
夫が娘の思春期に手を焼いているのでちょっと本棚に置いておいたんですが、あら、これは役に立たないかな?離婚後娘を連れて渡米したお母さんによる赤裸々なエッセイです。まず彼女が隠さずきちんと書いていることを褒めたいです。ふつうこんな話したくないだろうに…。同時にきっと苦労したであろう娘さん達を褒めたいです。自分も16でアメリカに引っ越して苦労したからなあ。思春期以上の理由が、彼女たちの不機嫌の後ろにある。だからこそ我が家とは少し違う。けれども親の無作法への気づきは学べました。親って本当に横暴…。2023/07/12

あられ

10
表紙の山本直樹さんにひかれつつ、言わばジャケ買いならぬジャケ読み(笑) 離婚、再婚、カリフォルニア移住。。。「思春期をサバイバルする」ことにもなろうかと、他人事なので思う。うちも不登校になってこじらせたやつが約1名。。。はい、仕事に逃げておりました。←仕事のほうがよっぽど楽。あと、生活かかっていたし。カノコさんもサラ子さんもトメさんも他人じゃない気がするような。。。もう子育てとか無理って思いつつ、孫はまた違うのだろうか。やっぱ無理かなぁ。←孫ができる気配がない。2022/11/27

アイリーン子

4
旧版と文庫版をまだ二十代の頃に読んだのだけどその時の私はまだ未婚で子どももおらず「大人はわかってくれない」と言わんばかりのカノ子やサラ子に共感した。既婚子ありの今読むと、徹頭徹尾伊藤さんに共感しかなかった。率直なんだ、全部。いやマンガに対する見解なんかはだいぶ違うけども(時代の違いもあるからなー)なんかもう共感しすぎて全編泣けた。ほんと「親の心子知らず」よね。でも全身で世界を拒絶しながらどうにか受け入れようともがくカノ子やサラ子の痛々しさにも心が震えたな。私にしては珍しく付箋いっぱい貼りながら読みました。2025/05/20

しゅんぺい(笑)

1
その場で思いついた話をぽつぽつするような、ライブ感のある本。伊藤さんの本、たくさん読んできてはないと思うけど、これ読んだときになんとなく伊藤さんっぽいなって思ったのは気のせいかしら。とにかく子どもへのいろんな愛が見える。ときどき、これいいなあっていう金言が出てくる。2022/12/19

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