水底のスピカ

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

水底のスピカ

  • 乾 ルカ【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 中央公論新社(2022/10発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 32pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月29日 06時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055751
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

その転校生は、クラス全員を圧倒し、敗北させた――

夏休み明け、北海道立白麗高校2年8組に、東京からひとりの転校生がやって来た。汐谷美令――容姿端麗にして頭脳明晰。完璧な彼女は学校中から注目を集めるが、些細な事からクラスで浮いた存在になってしまう……。学校祭準備で美令と友人となった、クラスで孤高を演じる松島和奈。そして美令が孤立する原因を作ってしまった、クラスのカースト上位である城之内更紗もまた、美令、和奈と深く関わってゆく。それぞれ秘密を抱える三人が向かう先に待つものは、そして美令の「私、神様の見張り番をしているの」という言葉の意味とは……。今、彼女たちの人生で、もっとも濃密な一年が始まった――。誰もがあの時を思い出す、青春群像劇の傑作! 最高に美しいラストシーンを、ぜひご堪能ください!!

「 今、私がひとりではないことが、奇跡なのだ――」

内容説明

夏休み明け、北海道立白麗高校2年8組に、東京からひとりの転校生がやってきた。汐谷美令―容姿端麗にして頭脳明晰。完璧な彼女は学校中から注目を集めるが、些細なことからクラスで浮いた存在になってしまう。美令と友人となった、クラスで孤高を演じる松島和奈。そして、美令が孤立する原因わ作った、クラスカースト上位の城之内更紗も、また彼女たちに深く関わってゆく。それぞれ秘密を抱える三人が向かう先に待つものは、そして美令の「私、神様の見張り番しているの」という言葉の意味とは…。今、彼女たちの人生で、もっとも濃密な一年が始まった―。

著者等紹介

乾ルカ[イヌイルカ]
1970年北海道生まれ。2006年、「夏光」でオール讀物新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

245
乾 ルカ、2作目です。本書は、ヤングケアラー青春譚、群像劇の佳作でした。私は、一度も転校したことがないので、転校生の気持ちは解りません。 https://www.chuko.co.jp/special/minasokonospica/2022/11/13

モルク

140
札幌の高校に東京から転校してきた美令。まわりを超越する美貌、すぐさま試験で学年トップをとる優秀さ、やっかみをこめ東京の人と揶揄される。地方から来て札幌のマンションから通う友人のいない和奈と学園祭を機に友人となりそしてクラスカーストの最上位にいる更紗も修学旅行をきっかけに近づく。ただの友情青春ものではなく進路問題、震災のことその後遺症さらに家で老人の世話をしなければならないヤングケアラーまで話は及びその内容は深い。男子二人にはもっと活躍してほしかった。ラストシーンは印象的で美しい。装丁もそれにあっていて素敵2022/11/29

ベイマックス

122
おもしろかった。高校生のお話し。女子3人男子2人の友情。語り手を変えつつ、進展していく。他人との様々な比較、家族、トラウマ、などなどでの生き抜くさの中で、自分を騙しながらも懸命に学生生活を送る。◎P157「契りきな かたみの袖を しぼりつつ 末の松山 浪こさじとは」◎p181「人の秘密は借金みたいなものだよ。連帯保証人になる覚悟はある?」「ないなら、知る資格もないんだよ」◎P261「人もをし 人もうらめし あぢきなく 世を思ふゆゑに 物思ふ身は」2023/03/12

itica

102
東京から転校してきた少女は、水面に落ちた一滴の水のように北海道の高校に波紋をもたらした。才色兼備なその少女と関わる同級生たちの在りようを描く。自意識が最も強いあの頃は、自分を他者と比べ、自分の存在意義を考える。親や教師たち大人が鬱陶しく、自分を振り返っても窮屈だったなと思う。カバーとタイトルの意味を最後の最後に知る。…そういうことか。 2022/11/11

ゆみねこ

97
札幌の高校に夏休み明けに東京からやって来たひとりの転校生。容姿端麗で成績はトップ、学校中から注目を浴びる汐谷美令。クラスで孤立していた和奈は学園祭を機に美令と友人に。そこにクラスカースト上位の更紗も加わる。何か秘密を抱える美令と更紗、何も無いことに焦りを感じる和奈。2人の男子を加えた密度の濃い1年。青春!和奈の成長が眩く、2人の男子清太と萌芽が良い。2023/05/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20255451
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。