出版社内容情報
國分 良成[コクブンリョウセイ]
著・文・その他
内容説明
8人一部屋の全寮制。朝6時にラッパで起床。髪型、恋愛、外出の規則。朝から夜までみっちりと詰まった「日課時限」と、陸海空1005時間の実践訓練…。世間一般には、大学といえばモラトリアムともいわれる緩んだ期間だが、国防のために寸暇を惜しんで学び続ける若者たちがいる。厳しい日々にもかかわらず、多くの卒業生は「生まれ変わっても防大に入りたい」と口をそろえる。他者のために生きるプライドを秘めた人材を育成する学び舎の実像を、そのすべてを前防衛大学校長が語りつくした。
目次
はじめに 防大学校長九年の思い
第1章 防大の日本的特殊性―大学でも士官学校でもない
第2章 防衛大学校の三大行事と11種競技
第3章 防大の教育と訓練
第4章 防大生の日常生活
第5章 防衛大学校の原点
第6章 槇智雄初代学校長の願い
第7章 防衛大学校長の仕事とは
第8章 防衛大学校の未来を考える
資料編 学生に語ったこと―式辞、訓辞等
著者等紹介
國分良成[コクブンリョウセイ]
1953年生。81年慶應義塾大学大学院博士課程修了後、同大学法学部専任講師、85年助教授、92年教授、99年から2007年まで同大学東アジア研究所長(旧地域研究センター)、07年から11年まで法学部長。12年4月から21年3月まで防衛大学校長。法学博士、慶應義塾大学名誉教授。この間、ハーバード大、ミシガン大、復旦大、北京大、台湾大の客員研究員を歴任。専門は中国政治・外交、東アジア国際関係。元日本国際政治学会理事長、元アジア政経学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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