防衛大学校―知られざる学び舎の実像

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防衛大学校―知られざる学び舎の実像

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055577
  • NDC分類 390.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報



國分 良成[コクブンリョウセイ]
著・文・その他

内容説明

8人一部屋の全寮制。朝6時にラッパで起床。髪型、恋愛、外出の規則。朝から夜までみっちりと詰まった「日課時限」と、陸海空1005時間の実践訓練…。世間一般には、大学といえばモラトリアムともいわれる緩んだ期間だが、国防のために寸暇を惜しんで学び続ける若者たちがいる。厳しい日々にもかかわらず、多くの卒業生は「生まれ変わっても防大に入りたい」と口をそろえる。他者のために生きるプライドを秘めた人材を育成する学び舎の実像を、そのすべてを前防衛大学校長が語りつくした。

目次

はじめに 防大学校長九年の思い
第1章 防大の日本的特殊性―大学でも士官学校でもない
第2章 防衛大学校の三大行事と11種競技
第3章 防大の教育と訓練
第4章 防大生の日常生活
第5章 防衛大学校の原点
第6章 槇智雄初代学校長の願い
第7章 防衛大学校長の仕事とは
第8章 防衛大学校の未来を考える
資料編 学生に語ったこと―式辞、訓辞等

著者等紹介

國分良成[コクブンリョウセイ]
1953年生。81年慶應義塾大学大学院博士課程修了後、同大学法学部専任講師、85年助教授、92年教授、99年から2007年まで同大学東アジア研究所長(旧地域研究センター)、07年から11年まで法学部長。12年4月から21年3月まで防衛大学校長。法学博士、慶應義塾大学名誉教授。この間、ハーバード大、ミシガン大、復旦大、北京大、台湾大の客員研究員を歴任。専門は中国政治・外交、東アジア国際関係。元日本国際政治学会理事長、元アジア政経学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

97
第9代防衛大学校長による防大愛に溢れた一冊。防大の特殊性がよくわかる。大学(文科省からは非認可)であり士官学校。陸・海・空に分かれない統合した教育機関。現役軍人でない民間人の士官学校長。それらは創設に関わった吉田茂首相の強い思いだと言う。「ノブレス・オブリージュ」を唱えた初代校長の槇智雄先生の素晴らしさも知る。文民統制と言うが、防大卒業生の方が、醜いシビリアン(政治家、官僚)よりよほど信用できるかも…。「私の趣味は学生」という愛情に満ちた教育者である著者は「防衛大学校は戦後の叡智の結晶である」と断言する。2022/10/20

yamatoshiuruhashi

51
防衛大学校第9代学校長・國分良成氏による防衛大学校の現状と歴史を冷徹に描き出した本。悪いところは悪い、隠すことなく描かれているから「冷徹に」と書いたが、著者の学生、卒業生を含む「防大」への愛情が滲み出てくる一書である。防大はその創立期に士官学校であることは勿論だが、その校長には軍人ではなく、慶應義塾の小泉信三塾長の推薦により槇学校長を戴き、文武両道を体現に努め、9代目にして再び慶應から國分氏を招いた。槇イズムを継承してきた歴代の学校長の下での不易と適応が現在の信頼される自衛隊を創り上げており、→2022/08/13

Mc6ρ助

17
著者の國分良成さん(前防衛大学校長)の熱気に当てられてしまう。頭が下がるがでも『「自衛官は・・つねに国民の心を自己の心とし、一身の利害を越えて公につくす・・」・・「われわれは自衛官の本質にかえりみ、政治的活動に関与せず、自衛官としての名誉ある使命に深く思いをいたし・・身をもって職査を完遂する覚悟がなくてはならない」(1961/6/28「自衛官の心がまえ」:p5)』なんて言われるとひねた爺さまは(五ノ井里奈さんのセクハラの話やなんかとともに)またまたB、C級戦犯が量産されてしまうんじゃないかと気が気でない。2023/03/25

都人

5
新聞の書評を見たのが読みだした理由。防衛大学校は行ったことはないが、10年程前に広島・江田島の旧海軍兵学校には行ったことがある。見学を申し込んで、区域内を案内してもらった。赤レンがの建物を覚えている。歴史博物館だ。立派な石造りの講堂は卒業式等が行われるらしい。ガイドの話で印象に残っているのは、戦後この講堂を訪れた政治家は小沢一郎氏一人、ご子息が自衛官だそうだ。その後行った「大和ミュージアム」も思い出深い。2023/03/24

あらあらら

4
詐欺事件やらコロナ対応やら、学生か集まりにくい中、さまざまな改革をされてきた校長。時代は変わっても初代槇校長は偉大なんだな2022/12/31

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