思想の流儀と原則

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  • サイズ 46判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120055447
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C0010

出版社内容情報

戦後思想史の極点をなす哲学者と思想家の激しい論争を代表論考と対論によって再現する。解説=大澤真幸

【鶴見俊輔生誕100年/吉本隆明没後10年記念出版】


■目次■

【Ⅰ】根もとからの民主主義(鶴見)/自立の思想的拠点(吉本)

【Ⅱ】転向論(吉本)/転向論の展望(鶴見)

   日本のナショナリズム(吉本)/吉本隆明(鶴見)

【対論】どこに思想の根拠をおくか/思想の流儀と原則

【解説】大澤真幸

内容説明

戦後思想史の極点へ。国家・大衆・ナショナリズムを問う。代表論考と対論三篇。

目次

1(根もとからの民主主義;自立の思想的拠点)
2(転向論;転向論の展望 吉本隆明・花田清輝;日本のナショナリズム;吉本隆明)
どこに思想の根拠をおくか
思想の流儀と原則
未来への手がかり

著者等紹介

鶴見俊輔[ツルミシュンスケ]
1922年東京生まれ。哲学者。42年、ハーヴァード大学哲学科卒局。46年5月、都留重人、鶴見和子、丸山眞男らとともに雑誌『思想の科学』を創刊。60年には市民グループ「声なき声の会」を創設、65年にはベ平連に参加した。主な著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『戦時期日本の精神史』(大佛次郎賞)などがある。2015年死去

吉本隆明[ヨシモトタカアキ]
1924年東京生まれ。詩人・評論家。東京工業大学電気化学科卒業。52年『固有時との対話』で詩人として出発。その後、評論家として精力的に活動し、「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。主な著書に『共同幻想論』『言語にとって美とはなにか』『最後の親鸞』『夏目漱石を読む』(小林秀雄賞)『吉本隆明全詩集』などがある。2012年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

46
新刊棚より。鶴見俊輔「根もとからの民主主義」は1960年7月『思想の科学』初出。科学に背をむける思想は失敗する。同時に、科学の学習が思想をつくることは、思想を積極的な生活形態、事業形態から切りはなしてしまう(15頁)。この高度経済成長、安保闘争の時代、民主主義をどう創るか、令和日本の課題でもある。また、鶴見氏は、戦時中はすごくこわかった。信じていない戦争目的のために死んだらやりきれない。安保のときは、真でもいいと思っていたと吐露する(201頁)。市民運動が大衆の政治的無関心を叱るのは反対(268頁)。2022/08/04

ユ-スケ

2
二人の書いたものをもう少し読みたいと思っていたので、ちょうどよく購入 さすが吉本さん、なかなか難解ではあるが、なんとなくクセというか、人柄のようなものが浮かんできた 突き詰めていく姿勢のようなものに共感を覚える 一方の鶴見さんも日本人離れした発想がおもしろく、そんな二人が意識し合っていたという関係性も興味深い2024/03/22

takao

1
ふむ2024/11/27

Meteor__Ready

0
鶴見の『限界芸術論』と吉本の『憂国の文学者たちに』を読んだとき、両者の“いま、ここ”、ボトムアップの運動を賞揚する態度に近しいものを感じたため、本作に至った。しかし、こちらの予想は裏切られたと言えるほどに、両者は立場の隔たりがあらわとなる論争を繰り広げていた。その隔たりは、鶴見の言葉をそのまま借りれば、“当事者の論理”と“傍観者の論理”あるいは、思想家・詩人と学者上がりの違いと表せるだろうか。8.15前に読了できて良かった。2022/08/14

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