出版社内容情報
どんな修行をしていたのか、使っていた忍術の秘密とは……? 世界が注目する忍者の歴史と実態に、三重大学の研究者たちが迫る!
内容説明
使っていた忍術の秘密とは?どんな修行をしていたのか?歴史学、薬学、工学…。さまざまな分野から、世界が注目する忍者の歴史と実態に迫る。
目次
「忍者学」の「研究」とは?
忍者が駆使した薬の知識
藤堂藩の忍者たち
アナログ忍者ゲームの世界
あぶり出しと水出しの実験
中世の伊賀者研究より
古の忍者研究資料
火器を再現してみる
将軍御成と忍び
クナイの再現を試みた
現代の忍者とトレンド
丸山城の謎を探る
忍術の実践
著者等紹介
山田雄司[ヤマダユウジ]
1967年静岡県生まれ。京都大学文学部史学科卒業。亀岡市史編さん室を経て、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻(日本文化研究学際カリキュラム)修了。博士(学術)。現在、三重大学人文学部教授。三重大学国際忍者研究センター(三重県伊賀市)副センター長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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サケ太
21
忍者学はやはりおもしろい。「忍者学講義」を読んでいたが、使用していた薬やあぶり出し、火器の再現など実験を行っているのも面白い。個人的には藤堂藩の伊賀者の活動やアナログ忍者ゲームから推察される人々のニンジャに対する受容、コラムでの東京五輪に関与するかも知れなかった甲賀流忍術の存在など興味深いものが多かった。神君伊賀越えが無かったというのは他の書籍でも読んだのだけど、甲賀越えではなかったか、という説は面白い。しかし、どちらにせよ伊賀越え自体はそれほど大変な道行では無かった可能性がある。2022/02/24
ようはん
17
忍者に関しての様々な研究が載っているが内容がそれぞれ面白い。自分も子供の頃にやったみかん汁を紙に塗っての炙り出しの検証や家康の伊賀越えの新説辺りが目を引いた。2024/04/28
晩鳥
2
読売新聞伊賀版・三重版の連載を書籍化したもの。様々な筆者がそれぞれの専門分野で忍者について書いている。内容も面白いが、執筆者紹介の写真で教授や研究センター職員などがみんな忍者の格好してたのに笑った。2024/03/05
才谷
2
大学で忍者?と思ったけれど謎がある分研究しがいあるかも。2022/04/29
kotaro
1
★★★★★★★★★☆2022/07/24
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