出版社内容情報
「スコットくん」
ペンギンはなぜ空を飛べないんだろう? どうしてみな、群れたがるのか?
冒険に憧れ、思索にふけり、恋をする、クールだけれど少しボケてる、愛すべきペンギンの物語。
「こぐまのガドガド」
こぐまのガドガドは三人家族。強面だけどほんとうは優しいおとうさんと、いつもほんわかおかあさんと、南の島で暮らしています。
なにげない出来事も、ガドガドにとっては冒険の連続。くすっと笑えてほっと心が温まる家族の物語。
フジモトマサルの名作マンガ2作品を収録。
内容説明
考えるペンギン「スコットくん」の南極天然生活×南の島で暮らす「こぐまのガドガド」のささやかな冒険。なんでもない日々の幸せが見つかる2つの物語。
著者等紹介
フジモトマサル[フジモトマサル]
1968年、大阪府生まれ。漫画家、イラストレーターとして書籍や雑誌、WEBなど多彩なフィールドで活躍した。著書多数。穂村弘著「にょっ記」シリーズ、森見登美彦著『聖なる怠け者の冒険』、村上春樹氏の特設WEBサイト「村上さんのところ」のイラストなどでも人気を博した。2015年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
26
ペンギンのスコットくん。趣味は読書にインターネット。しらせくんとは仲良しなんだけど、お互いにそれを認めないのは何故なのかしら?そして可愛いマゼランさんにかなわないのはしょうがないのかなぁ(笑)氷山の上でパソコンと向かうスコットくんに「どこから電源を取ってるの?」とつっこんでみたくなるのよねぇ、フフフ。2023/09/03
くろうさぎ
16
先ほど届いたのでウキウキしながら読みました。こうしてフジモトマサルさんの作品を新刊としてお迎えできるのは、とっても嬉しいです。スコットくんはペンギン好きには、たまらない♪仲間と群れずに我が道を行くスコットくん…。ちょっとシュールな世界観もいいです。「こぐまのガドガド」も、顔つきは怖いけど優しいお父さんと、いつも愛情いっぱいのほんわかお母さんとガドガドの3人家家族の毎日が素敵。何度も読み返して楽しめる一冊です。2022/01/23
ぴちゃん
2
かわいい作画なのにどこかシュールな内容がくせになる。 何者かになりたいスコットくんと無邪気でわがままガドガドがかわいい。 フジモトマサルさんの没後に作品を知ったので悔しい気持ち。これからもたくさん読んでみたかった。2024/09/26
げんなり
2
なんとも楽しい絵本のような漫画のような一冊。童話のようで寓話のようで、SFだったり哲学だったり、そういうクロスオーバーな感じが面白い。スコットくんには親近感が湧くし、ガドガドのお父さんのちょっと古い感じも悪くない。2023/02/05
秋
1
高尚で孤独な感じ。2023/11/29
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- 和書
- 誇りです、登校拒否