男の子になりたかった女の子になりたかった女の子

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男の子になりたかった女の子になりたかった女の子

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  • サイズ 46判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120054273
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「私の生理ってきれいだったんだ」
『おばちゃんたちのいるところ』が世界中で大反響の松田青子が贈る、はりつめた毎日に魔法をかける最新短編集。 コロナ禍で子どもを連れて逃げた母親、つねに真っ赤なアイシャドウをつけて働く中年女性、いつまでも“身を固めない" 娘の隠れた才能……あなたを救う“非常口"はここ。

内容説明

コロナ禍で子どもを連れて逃げた母親、つねに真っ赤なアイシャドウをつけて働く中年女性、いつまでも“身を固めない”娘の隠れた才能…松田青子の魔法に驚く11篇。

著者等紹介

松田青子[マツダアオコ]
1979年、兵庫県生まれ。同志社大学文学部英文学科卒業。2013年、デビュー作『スタッキング可能』が三島由紀夫賞及び野間文芸新人賞候補に、14年にTwitter文学賞第1位となり、19年には短篇「女が死ぬ」(英訳:ポリー・バートン)がアメリカのシャーリィ・ジャクスン賞短編部門の候補となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

270
王様のブランチで紹介されたので、読みました。松田 青子、初読です。ショートショート&短編&中編からなる作品集、オススメは、短編『ゼリーのエース』&中編『物語』&表題作のショートショート『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』です。 https://fujinkoron.jp/articles/-/36162021/06/26

とよぽん

90
タイトルに惹かれて。もちろん松田青子さんの新刊ということもあって。女性の暮らし、生き方、身体生理、仕事、家族・・・社会が規定する枠への敵意あり、女性が女性であるという哀しみ、などなど11の短編。「向かい合わせの二つの部屋」には不思議な凪を感じてゆったりとした心地良さを味わった。「誰のものでもない帽子」「ゼリーのエース」も面白かった。学校生活にブルマの黒歴史、これも共感大!2021/08/06

ネギっ子gen

89
女の子になんか生まれたくなかったと叫ぶ女の子になりたかった男の子は料理が好きだ。しかし、男子厨房に入らずだった。女の子になんか生まれたくなかったと叫ぶ女の子になりたかった男の子は家庭科に夢中になる。家庭科の時間が楽しみだった。料理だけでなくてミシンなどの操作にも夢中になった。しかし、中学生になると家庭科は女の子のものとなっていた。女の子になんか生まれたくなかったと叫ぶ女の子になりたかった男の子は、大好きな家庭科ではなく技術科を強制的に選択され、女の子が家庭科でいそいそと料理するのを羨まし気に見たものだ。⇒2021/08/21

いたろう

81
著者らしい、どこか人を食ったような、不思議な味のある短編集。中でも、冷蔵庫で固められたゼリーがそんなことに、という、シュールでファンタジックな「ゼリーのエース」が好き。表題作は、7ページに渡って改行なし、男の子になりたかった女の子になりたかった女の子という言葉が延々と繰り返される、不思議な散文詩のような小説。「男の子になりたかった女の子になりたかった女の子」とは、一瞬、トランスジェンダーかと思わせて、全然違う。それは精神的というよりスタイル的。メアリー・スチュアート・マスターソンの「恋しくて」、懐かしい!2021/07/09

pohcho

64
11編の短編掌編集。体操着のブルマ、「女性募集」の広告、クレペリン検査。言われてみれば私たち、随分とひどい扱いを受け続けてきたんだなあとしみじみ思った。「ゼリーのエース」は「身を固める」という言葉からの発想がすごい。しかもちゃんと細雪の雰囲気もあって面白かった。「物語」のようなマッチョな男性はまだ生息しているんだろうか?時代は変わっているのでそれはそれで可哀想な気がする。ジェンダーがテーマでもっと主張が強いかと思ったけど、どれも小説としてとても面白かった。自分の好きなものを見つけて自分らしく生きたい。2021/06/08

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